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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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野心的でない生

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◎冥想者の道

自分にあった職業を見つけ、野心にあふれて世を渡る。これが現代人の中心的な考え方にして、挫折と絶望の原因でもある。

だが、冥想者は、こうした生き方とは常に逆に行く。

1. 何か善いことをしても感謝を期待しない。

2. 自分が神聖なふりとか、聖者のふりをしない。

3. 聖者やスピリチュアル・ヒーローのことを嫉妬しない。

4. 慢心しない。
本当は自分はもっとすごい超能力ができる潜在力があるとか、もっとずっと上の境地に進むことができるが、誰も自分のことに気がつかない。このような自慢の気持ちを持たない。霊能力、超能力をひけらかすと、遅かれ早かれそれは失われるものだ。慢心は見透かされる。

5. 目立たないようにする
本物の聖者は、動くパワー・スポット。師匠の聖者が亡くなると高弟が地のパワー・スポットを捜し歩くほどのもの。パワー・スポットであるがゆえに、精妙なるパワーを感じ取れる人にはわかる。聖者、覚者はまず目立たないように動くものであるが(教団をやりたいと考える聖者、覚者は別)、それでも真剣に聖者、覚者を求める冥想者のアンテナにはひっかかってくる。縁があれば出会い、縁がなければ出会わない。
また冥想などどうでもよい人々にとっては、聖者、覚者のバイブレーションは窮屈に感じられる。かくして、聖者、覚者は、イエスのように、覚鑁のように迫害されることが起こりがちなのだ。聖者、覚者は、良い意味でも悪い意味でも、目立たぬようにしてもわかってしまう。それでも修行者は、目立たぬようにするのが無用のトラブルを防ぐ基本である。

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