◎エーテル体−36
3.エーテル体の性質 呼吸−16
○出口王仁三郎の鼻・呼吸−1
鼻は個と全体の境界線。鼻は、人間の先端であり、アヴァンギャルドである。肉体鼻の先端ということになれば、エーテル体と関わり合いが深いということになり、エーテル体には匂いが効くとはよく知られたことで、鼻で嗅ぎ分ける。
さて鼻の入り口で息に気づくとは何だろうか。
出口王仁三郎が随筆集水鏡の中で鼻について述べている一節がある。
『素盞嗚尊と鼻
素盞嗚尊は鼻になりませる神様である。鼻は言霊学上、始めて成るの意である。物の端をハナと云ふ、初発の事をハナと云ふ、植物に咲く花も木のハナに咲くからハナと云ふのである。
私は鼻がよく利く、臭い香ひのするものは好かない、宣り直し、見直しはあつても嗅ぎ直しと云ふ事は無い。』
更に出口王仁三郎の別の随筆集玉鏡では、
『鼻の世の中
今までは口と筆の世の中であつたが、もはや鼻の世の中になつた。神素盞嗚の大神様の御活動期に入つたのである。尖端を行くと云ふ言葉が流行するが、尖端は即ち顔の中で一番高いハナの意味であつて、素尊は鼻に成りませる神様である。お喋りをやめて、よく喚ぎわける世の中、先方の鼻息を考へる世の中、鼻高が鼻を低うする世の中、高い鼻が削られて目がつく世の中になるのである。昔から目鼻がつくと云ふ諺があるが、これから鼻がつく世の中になるのである。目がつくと云ふのは人々の心の目があく世の中を云ふので、目鼻がついた世、即ちミロクの世の中である。鼻はまた進歩発展の意を表はす。』
鼻の世の中になったとは、人間が自分のことを肉体人間だと思い込む時代が終わりになったということだろう。というのは鼻は肉体の先端だからである。
また鼻高とは、自己実現しようと鼻息の荒いselfish人間のたとえである。心の目が明くためには、一旦は鼻が高くなって自分というものを確立しないといけないというのが厄介なところである。
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○出口王仁三郎の鼻・呼吸−1
鼻は個と全体の境界線。鼻は、人間の先端であり、アヴァンギャルドである。肉体鼻の先端ということになれば、エーテル体と関わり合いが深いということになり、エーテル体には匂いが効くとはよく知られたことで、鼻で嗅ぎ分ける。
さて鼻の入り口で息に気づくとは何だろうか。
出口王仁三郎が随筆集水鏡の中で鼻について述べている一節がある。
『素盞嗚尊と鼻
素盞嗚尊は鼻になりませる神様である。鼻は言霊学上、始めて成るの意である。物の端をハナと云ふ、初発の事をハナと云ふ、植物に咲く花も木のハナに咲くからハナと云ふのである。
私は鼻がよく利く、臭い香ひのするものは好かない、宣り直し、見直しはあつても嗅ぎ直しと云ふ事は無い。』
更に出口王仁三郎の別の随筆集玉鏡では、
『鼻の世の中
今までは口と筆の世の中であつたが、もはや鼻の世の中になつた。神素盞嗚の大神様の御活動期に入つたのである。尖端を行くと云ふ言葉が流行するが、尖端は即ち顔の中で一番高いハナの意味であつて、素尊は鼻に成りませる神様である。お喋りをやめて、よく喚ぎわける世の中、先方の鼻息を考へる世の中、鼻高が鼻を低うする世の中、高い鼻が削られて目がつく世の中になるのである。昔から目鼻がつくと云ふ諺があるが、これから鼻がつく世の中になるのである。目がつくと云ふのは人々の心の目があく世の中を云ふので、目鼻がついた世、即ちミロクの世の中である。鼻はまた進歩発展の意を表はす。』
鼻の世の中になったとは、人間が自分のことを肉体人間だと思い込む時代が終わりになったということだろう。というのは鼻は肉体の先端だからである。
また鼻高とは、自己実現しようと鼻息の荒いselfish人間のたとえである。心の目が明くためには、一旦は鼻が高くなって自分というものを確立しないといけないというのが厄介なところである。
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