ダンテス・ダイジのアウトライン
◎日の国の純粋なきらめき ダンテス・ダイジは、現代日本を駆け足で駆け抜けた超弩級の聖者であった。 第一の事跡は、クンダリーニ・ヨーガの窮極とそのプロセスの概要をイラスト入りで世に伝えたこと。 第二の事跡は、只管打坐の身心脱落とクンダリーニ・ヨーガの中心太陽への合一を両方達成した釈迦以来の人物であり、人類救済の冥想の方向性として、只管打坐とクンダリーニ・ヨーガを推したこと。...
View Articleクリシュナムルティのアウトライン
◎何か完璧に清廉であるもの ジッドゥ・クリシュナムルティは、理性に訴えかけて、個々人の世界認知の方法が身心脱落の境地からみていかにずれているかを繰り返して講演することで、世界の進歩を狙った。 ただし、クリシュナムルティのその境地が只管打坐的なものであったにもかかわらず、特定の坐法に依る冥想手法を説くことはなかった。...
View ArticleOSHOバグワンのアウトライン
◎一定数の覚者を冥想コミューンで創る バグワン・シュリ・ラジニーシは、何生にもわたりクンダリーニ・ヨーガを修してきた、ベテラン・ヨーギ。 この転生では、インドのプーナやアメリカのオレゴンに大規模な宗教コミューンを建設した。その教えはクンダリーニ・ヨーガを中心とした教えであって、晩年は禅を押したが、結局教えの焦点がさだまらないまま終わったような印象を受ける。...
View Article釈迦のアウトライン
◎それでも釈迦は釈迦、自分は自分 釈迦は、只管打坐とクンダリーニ・ヨーガを窮めた稀有な人。クンダリーニ・ヨーガを窮めただけでも修行者連からは大ヒーローと讃えられるのに、只管打坐まで窮めた。 釈迦自身は、これまた困難なヴィパッサナー=呼吸覚醒のメソッドでもって覚醒したとも言われているので、このブログでは、ヴィパッサナーで取り上げたものが多い。...
View Article出口王仁三郎のアウトライン
◎天地(あめつち)の神の宮居(みやい)と生まれたる 人の神魂(みたま)ぞ 清くもたまし 出口王仁三郎は、いまの日本では大本教の関係者と日月神示に関心のある人くらいにしか興味を持たれていないが、実は江戸時代初期の天海僧正以来の大クンダリーニ・ヨーギ=古神道家であり、生涯6度死んだと広言し、クンダリーニ・ヨーガとは死の世界を窮めることであることを文字通り体現した人物。...
View Article道元のアウトライン
◎身心脱落とは、感覚も精神の働きもないこと 世俗の目で見れば、超能力をひらけらかさない覚者が只管打坐での覚者、超能力を隠さない覚者がクンダリーニ・ヨーガでの覚者。...
View Article本当に悟った人なら
◎本物は人の教えを真似しない 本山博が、本当に悟った人の違いについて述べる。 『本当の悟り いろいろな人が沢山いますが、日本では、自分は釈尊の境地に到達したとか、キリストと同じになったとか言う人がいる。...
View Article生の側から窮めるのアウトライン
◎本気で取り組む 只管打坐は生の側から窮め、クンダリーニ・ヨーガは死の側から窮める。 生の側からの覚醒である只管打坐の系譜としては、老子がいて、釈迦がいて、達磨がいて、道元がいて、クリシュナムルティがいる。...
View Article死の側から窮めるのアウトライン
◎人間はどこから来てどこへ行くのか 人間は死の世界から出でて死の世界に帰って行く。 死んだその先が、時に人間としての来世ではないこともチベット死者の書では言う。自分で選び取る子宮が人間のものではないこともあるとして。 このように人は死後の世界から自意識を再形成されて、自分の生まれてくる子宮と両親を選んでこの世に誕生してくる。...
View Article本山博の神様とのコンタクト
◎その体験を見ている自分 本山博の最初の神様とのコンタクトは、20歳くらいの時。 本山博は、戦時中、鉄道の大きなレールみたいなものの先を尖らせて、それを吊るして、10人くらいで山の岩を掘ってトンネルを掘る作業をしていた。...
View Article通俗人間性からのジャンプのアウトライン
◎天の露あるいは天の精気 人間は、動物からの生物学的ジャンプという形で、動物的な自意識を離脱して、想念・思考機能を有する知情意から成る自意識、そして7つの意識レベルを展望できる自意識を獲得した。...
View Article肉体のアウトライン
◎肉体人間を超える 現代文明における人間観とは、人間とは肉体人間であるということである。肉体が死ねば人間は終わりである。 一方メジャー宗教で肉体が死ねば人間は終わりだと説く宗教はない。しかし現代人は肉体が死ねば人間は終わりだと思っている。 当面、衣食住に問題がなくて、生きていることに何も困っていなければ、人間はすべてが順調だと思いがちである。...
View Articleラジニーシ・堕ちた神(グル)
◎早々に失敗を自覚 「ラジニーシ・堕ちた神(グル)―多国籍新宗教のバビロンヒュー・ミルン (著), 鴫沢 立也 (翻訳)/第三書館」については、長い間読まずにおいていた。1991年の出版当初は、反バグワン・キャンペーンの急先鋒として出版された本であることが明らかに思われたからである。...
View Articleエーテル体のアウトライン
◎エーテルで上昇 エーテル体は、半物質であり、エーテル体での呼吸とは、気・プラーナなので、肉体の呼吸が停止した後も、エーテル体の呼吸は暫時残る。 出口王仁三郎の説明では、宇宙には火素または水素としての神霊原子が充満し、これがやがて精気を構成し、精気から電子が生まれ、電気を発生させる。 エーテル体の電気的性質はこのレベルのことである。...
View Articleアストラル体のアウトライン
◎三次元宇宙の自由自在な歩き方 アストラル体にこだわっていては、自分は死なない。アストラル体へのこだわりはそこそこにしないと、先にはいかない。 文盲の人々は迷信に左右されがちなものである。それと同様に無神論社会に生きる人々もたとえば宗教禁止の中国人たちや、神など信じない大半の日本人たちも、往々にして震災などの自分の生存を脅かされる可能性を目の当たりにしたとき、迷信深くなりがちなものである。...
View Articleメンタル体のアウトライン
◎自己実現のマニピュラ・チャクラから愛のアナハタ・チャクラへの上昇 クンダリーニ・ヨーガで、冥想による肉体死から先へ進む話は、柳華陽や呂洞賓、出口王仁三郎にもあり、明恵にもそれらしい話が出てくる。 メンタル体らしきもので体外離脱するエピソードがそれとはっきり書かれているのは、柳華陽とダンティス・ダイジになるだろうか。そのから先のことを指して、死の世界を究めると言っているのだと思う。...
View Articleコーザル体のアウトライン
◎コーザル体の死 コーザル体についてまともに書かれている本はとても少ない。 さて死には2種あり、自我の死と肉体の死である。ところがボディの死にはいくつかの種類があって、それは肉体の死、エーテル体の死、アストラル体の死、メンタル体の死、コーザル体の死とある。 コーザル体は個我の頂点であるから、コーザル体の死が自我の死であると推論できる。つまり肉体の死は悟りと同義ではありえない。...
View Articleアートマンのアウトライン
◎本来の自分、聖杯、月、鏡、不死、不壊、永遠 個別性があるのは、コーザル体までであり、第六身体とされるアートマンは既に人間の側のものではない。現象全体をまとめた呼称みたいなのが、アートマンである。だから身体という呼称そのものが、そぐわないのである。 またコーザル体の先に位置するのがアートマン、「有」である。...
View Article霊がかりの堂々めぐり
◎わかってる人は他人の悪霊払いはしない さてある日、イエスは、おしの人の悪霊を追い出して、おしがものを言うようになった。人々が驚いて、このことについて、あれこれ言っているが、イエスが説明するには、...
View Articleニルヴァーナのアウトライン
◎一つの輝くもの 現代人の日常生活に不可欠でありながら、欠けているものがニルヴァーナである。七つの身体でいえば、第七身体であるが、個別性はなく、人間の側のものでもない。...
View Article