Quantcast
Channel: アヴァンギャルド精神世界
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

冥想の準備についての説明

$
0
0
◎坐る前に

冥想の準備については、冥想そのもの前段にあたるチューンアップである。「冥想の準備-2」では、以下のようなメニューになっているが、この構成は、ダンテス・ダイジのニルヴァーナのプロセスとテクニックに依っている。

1.冥想者の日常的な態度
2.柔軟体操(身体の運動)
3.プラーナ・ヤーマ(呼吸法全般)
 ⑴基本呼吸法
 ⑵完全呼吸法(丹田呼吸法)
 ⑶片鼻呼吸法
 ⑷題目、念仏、マントラなどの声をあげての読唱も一種の呼吸法としての作用がある。

これらについて出典やら気の付いた点やらは以下のようなところである。

1.冥想者の日常的な態度
自分では怒ったり嘘をついたりするとダメというのは感じる。態度も真似ばないとわからないほど混乱が進んでいるということか。自由になっても真相に近づくとは限らない。冥想者の日常的な態度についてまとめて触れている本はほとんどない。

2.柔軟体操(身体の運動)
ハタ・ヨーガ含めて体操の本は無数にある。最も良いと思った本は、本山博の密教ヨーガ。これは図版が多いわけではないが、説明が親切。けれども入手困難と思います。
長時間冥想では、足腰腕肩などの柔軟性、血行が問題となるので、その中から数種を選んでやることになる。

只管打坐でもクンダリーニ・ヨーガでもずーっと坐っているもの。

3.プラーナ・ヤーマ(呼吸法全般)
⑴基本呼吸法
⑵完全呼吸法(丹田呼吸法)
(3)片鼻呼吸法

これら呼吸法については、基本は佐保田鶴治本の中のヨーガ・スートラなどにバラバラに載っていたと思う。私はベースボールマガジン社の佐保田鶴治本をよく見ていたので、その中に載っていたかもしれない。
ハタ・ヨーガの本には大体載っているもの。

(4)題目、念仏、マントラなどの声をあげての読唱も一種の呼吸法としての作用がある。

題目、念仏、マントラは何回やるか、何時間やるかということを考えがちなものだが、念仏でいえば、妙好人のようにこの世もあの世もすべてが南無阿弥陀仏になるまでやるのだろうと思う。
呼吸法としてやるならば、時間を決めるのだろう。

なお、こういう題目、念仏、マントラの見方はとても機能的であって、既成宗教各派の見方とは異なることは承知しておきたい。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>