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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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命の悲しみ

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◎本当に本当に悲しめよ!

七つの身体、七つのチャクラ、イダー、ピンガラー、任脈、督脈、そんな神秘生理学のことなどどうでもよい。高級神霊、帰神、他神の憑依した神懸または神憑、霊言、過去世の因縁、カルマ、アストラル・トリップ、そんな霊的なことどもは、どうでもよい。柔軟体操、クンバカ、ヴィパッサナー、陀羅尼、マントラ、南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経、シッディ、体験至上主義、そんなことはどうでもよい。

そこでダンテス・ダイジは、そんなものは全部ままごとであって、「悟りとは命の悲しみのことだ。」と喝破する。

しかし命の悲しみにまともに向き合うことに、通常の常識人、社会人は堪えられるものではない。モバゲーやら、趣味やら、いろいろの自己欺瞞や言い訳でもって、瞬時にそれと直面することを回避しまくっている。

この渇いた時代、乾燥しきった地獄のような時代に社会適応するためにはそういう「命の悲しみ」に向き合うことを瞬殺する技が必要かもしれない。しかしそれに頼っていては、何も本質的なことは起こらない。
社会への適応の名の下に自分の中の真人間を殺しているのだ。

いろいろ読んだ中で、何の行や冥想もわきに置いて、命の悲しみに直面できて悟ったのは、キュブラーロスの出会った黒人の掃除婦である。実際にそういうことが起きた例は無数にあるのだろうが、それに気づいて世に伝えられることは少ない。

あらゆる理屈や、神秘的パワーや、素敵な体験にこだわることなく、『本当に本当に悲しめよ!』ってダンテス・ダイジは言い残した。






悟りとは何か

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