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釈迦のアウトライン

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◎それでも釈迦は釈迦、自分は自分

釈迦は、只管打坐とクンダリーニ・ヨーガを窮めた稀有な人。クンダリーニ・ヨーガを窮めただけでも修行者連からは大ヒーローと讃えられるのに、只管打坐まで窮めた。

釈迦自身は、これまた困難なヴィパッサナー=呼吸覚醒のメソッドでもって覚醒したとも言われているので、このブログでは、ヴィパッサナーで取り上げたものが多い。

釈迦の事跡を考えると、たとえば釈迦が四禅から涅槃に入ったというが、それを確認したのは、本人ではなく、霊眼を持った他人である。要するに悟りのレベルの検証といえども科学的な論証になじまない話なのである。

そんな話が多いのだが、それでも、釈迦の教えは、勢力圏こそどんどん東漸していったが、密教、禅、浄土という形で、日本、そして米欧にまで広がっている。ただ、インドでは仏教は滅亡し、中国でも仏教はほとんど消滅し、就中チベット密教は滅亡の淵に臨んでいるのは残念なことである。

原始仏教の経典からは、断片的に釈迦の悟境を推察できる程度なのだが、釈迦の事跡は、密教、禅、浄土の教えを2500年東洋の有力宗教として君臨させたということになるだろう。

仏教は厭世的という特徴はあるが、無常感、空の認識から覚醒へと進むことを考えれば、それも已むを得まい。ジャータカ釈迦前生経にあるように、何回もの転生を通じて積み上げた釈迦の善根が、現代のわれわれに対してニルヴァーナへの冥想メソッドを伝承してくれたということこそ、釈迦の遺徳である。それに対しては、感謝してもし過ぎることはないだろう。



2.悟りとは何か−14(釈迦)

釈迦の呼吸によって至る境地 (呼吸の効果)

釈迦の今、ここ (遠い霊がかり・神がかり系スピリチュアル)

冥想の深浅高低−9(原始仏教の分類−6/釈迦成道)

釈迦の目指したところ (法(ダルマ)を自ら確かめる)

呼吸を見つめる (釈迦の冥想法)

釈迦と呼吸コントロール (呼吸を落とす)

釈迦の目指したところ (法(ダルマ)を自ら確かめる)

釈迦の実力 (ウダーナヴァルガ)

図々しいひとは生活し易い (釈迦の観察)

色即是空(兄が死んでも泣かなかった釈迦)

釈迦の弟子ヴァッカリの自殺(罪なくして臨終を)

愛する者との出会いは、別の生で顛倒す(釈迦は釈迦、自分は自分)

怨みもなく、悩みもなく、貪りもなく生きる(釈迦のダンマパダ・法句経)

釈迦がきのこで涅槃する (釈迦最期の食事)

クンダリーニ・ヨーガのチャンピオン (スーパースター・釈迦)

釈迦の超能力(第一の関心事は冥想修行)

愛欲と七転生(スピード感なきカルマ・ヨーガ)

七覚支(七種三昧)(不足している三昧力の補完メソッド)

ブッダになる可能性(悟った人だけが知る)

自分のことが好きな人(悟った人の世界観)

怒りのコントロール(最上の忍耐)

積善しないで幸運はもらえるか(悟りの機縁すらも善業の結果)

またの転生に及ばず(解脱と他の天体への道)

乱れた心で、道を知ることはできない (あらゆる知識、先入観を取り去る)

死の領域を超える (日常感覚の延長にはない)

世界の終極に達しなければ (世界の止滅にみちびく道)

悟っていないことは最大の罪 (けがれ)

死の領域を超えて彼岸に至る (三途の川の評価)

身口意 (不死の境地)




【悟りとは何か】 【ダンテス・ダイジ】 【クリシュナムルティ】 【OSHOバグワン】

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