◎開運のロードマップ
九星気学には、祐気取りというのがあるそうだ。
祐気取りとは、その日時の吉方位に出かけて、そこにある神社のお水とか、空気、砂、落ち葉などをもらってくるというもの。一般にはその神域の湧水をもらってくることだそうだ。
開運のためにやっているのだろうが、自分が積んだ徳を自分で方々の神社パワースポットに行っては先取り消費するみたいなことのように思える。
開運とは、本来自分が行動の中で貯めてきた愛他行、善行が、時節が到来して泉から水があふれ出るように流れ出す様、みたいなものではないだろうか。
ある人が宝くじに当たるのも、偶然に不慮の災難から生き延びるのも、あらゆる今生の生き方、過去世の生き方の結果の現われ。
それではと思い立って、道教の功過格のように日々善行を積み悪行をしないという道もある。
しかし、大悟覚醒した人は、生きながらにしてすべての行動が、衆善奉行諸悪莫作(善いことをする悪いことをしない)となるので、一日生きるごとに過去の悪カルマを巻き取って解消していくようなもの。
この辺が一人覚者が出れば九族昇天すというように、一族全体のカルマも改善していく。
今時代が問われているのは、人類全体のカルマの転換。だが、人類全体のカルマは、自分個人のカルマと密接に連動している。
悟った人は個人的境遇の改善というような『開運』とは別の価値観に生きるもの。だから彼らは自分の生活水準向上第一、自分のメリットだけのために行動することはない。九族昇天とか過去の悪カルマの解消とは結果としてそういうことは起きるが、そういうことを目的に動くと、まずそうはなるまい。
あなたと私の違いを超え、男女の違いを超え、生死を超え、天国と地獄と結婚するところで初めてそういうことが起きてくる。
利他、無私、悪事を行わないというのは良く聞く言葉だが、現代の利得志向、メリット志向とは真逆のロジックであり、これが主流にならねば世は変わらない。
九星気学には、祐気取りというのがあるそうだ。
祐気取りとは、その日時の吉方位に出かけて、そこにある神社のお水とか、空気、砂、落ち葉などをもらってくるというもの。一般にはその神域の湧水をもらってくることだそうだ。
開運のためにやっているのだろうが、自分が積んだ徳を自分で方々の神社パワースポットに行っては先取り消費するみたいなことのように思える。
開運とは、本来自分が行動の中で貯めてきた愛他行、善行が、時節が到来して泉から水があふれ出るように流れ出す様、みたいなものではないだろうか。
ある人が宝くじに当たるのも、偶然に不慮の災難から生き延びるのも、あらゆる今生の生き方、過去世の生き方の結果の現われ。
それではと思い立って、道教の功過格のように日々善行を積み悪行をしないという道もある。
しかし、大悟覚醒した人は、生きながらにしてすべての行動が、衆善奉行諸悪莫作(善いことをする悪いことをしない)となるので、一日生きるごとに過去の悪カルマを巻き取って解消していくようなもの。
この辺が一人覚者が出れば九族昇天すというように、一族全体のカルマも改善していく。
今時代が問われているのは、人類全体のカルマの転換。だが、人類全体のカルマは、自分個人のカルマと密接に連動している。
悟った人は個人的境遇の改善というような『開運』とは別の価値観に生きるもの。だから彼らは自分の生活水準向上第一、自分のメリットだけのために行動することはない。九族昇天とか過去の悪カルマの解消とは結果としてそういうことは起きるが、そういうことを目的に動くと、まずそうはなるまい。
あなたと私の違いを超え、男女の違いを超え、生死を超え、天国と地獄と結婚するところで初めてそういうことが起きてくる。
利他、無私、悪事を行わないというのは良く聞く言葉だが、現代の利得志向、メリット志向とは真逆のロジックであり、これが主流にならねば世は変わらない。