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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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オカルトの取扱説明書

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◎真実と説明と証明

昔、某覚者が友人にあらゆるオカルト現象を説明してあげるから何でも質問してみろということがあったと聞いて、度肝を抜かれたものだ。

世界は七つのボディで成り、個別的人間はその5番目まで。いわゆる微細身は5番目までであって、生きていたら七つの身体は同時に連動し、フル活動。

微細身については、見えるタイプの人、見えないけれど感じるタイプの人、見えも感じもしない人がいる。

見えると自称する人であっても、その微細エネルギーが人間のものかどうか狐狸のものか単なる無生物なエネルギーなのかきちんと判別できている人は意外に少ない印象。

見えたり感じたりすること自体が決定的ではないが、密教における秘儀伝授がアストラル体ベースで行われているらしいことを知ると、そうしたこともあだやおろそかにすべきものではないと思う。

だからオカルト現象は感性、感受性の問題であるという側面はある。次の時代は霊的文明であるとよく言われるのだが、それは、万人が神を知っているのと同時に、霊的感性、微細身を感じる感性を有するということでもあろうと思う。

霊を感ずるということは、霊を受ける、憑依されるということである。それを大々的に実験した教団があって、多くの人に神霊を憑依させまくって大神の神託を受けようとトライしてみたが、大神が憑依したのは極く少なく、動物霊、低級霊の憑依のオンパレードになって、修行場全体が、膝ジャンパーであふれ収拾がつかなくなって、大本教は大正時代には、大衆向けシャーマニズムは危険であるとしてやめてしまった。

昭和の最後のほうで、膝ジャンパー教団が出現したのは、日本はそういう方面では60年以上何も進歩していなかったということ。

ピラミッドは反重力装置で建設され、UFOの浮上原理は霊への感性に関連する。ウダーナ気がその原理と密接であろうとは思われるが、今のマインド・コントロール全盛の時代に神がそれを容認すれば、この時代の混乱は更に深まるばかりだろうから、UFOはいまだに霊界にのみ存在するということだろう。

あらゆるオカルト現象は説明できるのだろうと私も思う。だが現代科学は物質・肉体の第一身体しか客観性を認めていないので、第二身体であるエーテル体以上のボディが必ずからむオカルト現象の取扱説明はできても、証明などはできない。

死んでいく自分はどこへ行き、生まれてくる前の自分はどこにいたのだろう。

肉体は死んでも自我は死なないっぽい。肉体の死はあらゆる宇宙の死ではないが、自我の死はあらゆる宇宙の死らしい。

証明できるものだけが真実とは限らない。
無と有の関係、ニルヴァーナとアートマンの関係など誰も説明していない。

論理的には、無駄、無用、無意味のものだが、何千年も伝承されているものに大きな秘密があるものだと思う。

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