◎アルタイ・テュルク人のシャーマニズム
クンダリーニ・ヨーガでは、チャクラに沿って七つの身体を上昇する。シャーマニズムでも似たような話がある。
アルタイ・テュルク人がそのシャーマニズムで天界を上昇する。
アルタイ・テュルク人は、ほぼ主宰神であるバイ・ユルゲンに馬を捧げる。
シャーマンは、まず馬の魂を捉え馬を残酷に殺す。馬の肉は参会者と立ち会っている精霊たちにふるまわれる。
次にシャーマンは、白樺の木につけられた9つの刻み目を1段ごとに上りつつ、それが、9層の天界を上ることとシンクロしているので、一段上るごとにシャーマンは第一天界から第九天界までその天界で見たものを語る。
シャーマンは第九天界で主宰神バイ・ユルゲンに出会う。
シャーマンはここで持っていた太鼓を落として、悪霊から守ってくれるように天上の神に頼む。またいけにえの馬が受け入れられたかと他にどんないけにえを望むかを尋ねる。
この時点でシャーマンはトランスの極みであるエクスタシー=脱魂にある。このあたりでシャーマンは疲労困憊して、へたりこみ、天界から落下する。
しばらく身動きしなかったシャーマンは目を覚まして参会者たちに挨拶する。
(参考:図説シャーマニズムの世界 ミハーイ・ホッパール/青土社P23,24)
これは、神との一瞥であって合体ではなく、内心に神を保持しながら生活をするスタイルに戻るという点では見るべきものがあり、神に至るまで9ステップあることは、その段階性についてはクンダリーニ・ヨーガ的である。
シャーマニズムにはこの他に冥界下降というパターンもあるが、冥界が段階区分されているものもあればそうでないものもあり、天界上昇ほどポピュラーなものでないのだと思われる。
天国と地獄が結婚するためには、冥界下降も必要だが、それがテーマになるには、より人間の側に成熟が必要であって、シベリアなどアジア北東部のシャーマニズムはそこまで成熟はしていなかったのだろうと思った。
クンダリーニ・ヨーガでは、チャクラに沿って七つの身体を上昇する。シャーマニズムでも似たような話がある。
アルタイ・テュルク人がそのシャーマニズムで天界を上昇する。
アルタイ・テュルク人は、ほぼ主宰神であるバイ・ユルゲンに馬を捧げる。
シャーマンは、まず馬の魂を捉え馬を残酷に殺す。馬の肉は参会者と立ち会っている精霊たちにふるまわれる。
次にシャーマンは、白樺の木につけられた9つの刻み目を1段ごとに上りつつ、それが、9層の天界を上ることとシンクロしているので、一段上るごとにシャーマンは第一天界から第九天界までその天界で見たものを語る。
シャーマンは第九天界で主宰神バイ・ユルゲンに出会う。
シャーマンはここで持っていた太鼓を落として、悪霊から守ってくれるように天上の神に頼む。またいけにえの馬が受け入れられたかと他にどんないけにえを望むかを尋ねる。
この時点でシャーマンはトランスの極みであるエクスタシー=脱魂にある。このあたりでシャーマンは疲労困憊して、へたりこみ、天界から落下する。
しばらく身動きしなかったシャーマンは目を覚まして参会者たちに挨拶する。
(参考:図説シャーマニズムの世界 ミハーイ・ホッパール/青土社P23,24)
これは、神との一瞥であって合体ではなく、内心に神を保持しながら生活をするスタイルに戻るという点では見るべきものがあり、神に至るまで9ステップあることは、その段階性についてはクンダリーニ・ヨーガ的である。
シャーマニズムにはこの他に冥界下降というパターンもあるが、冥界が段階区分されているものもあればそうでないものもあり、天界上昇ほどポピュラーなものでないのだと思われる。
天国と地獄が結婚するためには、冥界下降も必要だが、それがテーマになるには、より人間の側に成熟が必要であって、シベリアなどアジア北東部のシャーマニズムはそこまで成熟はしていなかったのだろうと思った。