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小人をして天下を治めしむれば

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◎国家混乱すれば天災地妖到る

この夏から秋にかけては、西日本の大水害、超大型台風の来襲による関西国際空港水没と関西の風水害、北海道胆振東部地震と天災が相次いだ。

台風、ハリケーンということでは、今まさにノースカロライナのハリケーン「フローレンス」とフィリピン、広東を襲った台風22号が被害を出している。

出口王仁三郎は、随筆月鏡で、「古語に曰く「小人をして天下を治めしむれば天禄永く絶えん、国家混乱すれば天災地妖到る」」と引いている。

これは大塩平八郎の檄文「四海困窮せば天禄永く絶えん、小人に国家を治めしめば災害並び到る」と似ている。

論語の堯曰にも『四海困窮せば、天禄永く終わらん』とある。

アメリカの意向というのもあるのだろうが、小人を選挙で選んでいるのは国民であり、その「小人」について他人事とは言えないところはある。

出口王仁三郎は、うまし国日本であるがゆえに、その神の恵みに背いた場合の懲罰は一層激しいものだとして、その極罰が地震であるとし、そこまでひどくない場合は、「人震」が起こるとする。

彼は「人震」の例として、天草四郎、由比正雪、大塩平八郎、西郷隆盛を挙げる。

当時から西郷隆盛が、鳥羽伏見の戦いから戊辰戦争、西南戦争の首謀者であったことは知られていたのだろう。

今の日本を見ると、外国勢力などによって揺すぶられているのが、沖縄であり、北海道であるのだろう。

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