◎逃げ切れたとしてもそれは
出口王仁三郎は、戦後これからは米ソが大戦いをやると予見して、1990年代前半にソ連は破産して決着はついた。以後ロシアは、経済力はさほどでもないが(GDPでは10位以下)、軍事力は結構なものを持ち続けていて、“露国”の脅威は大本神諭でも日本の千年王国へのロードマップにおける基調の一つとなっている。
さて今やトランプの挑発に乗って中国が世界を相手に牙を剥こうとしている。独裁国家が外交で一歩も引かない姿勢はあまりにも前近代的だが、パックス・アメリカーナの支持基盤は本質的にそういうものであったから、アメリカに育てられてきた中国のそうした姿勢には、むべなるところがある。
やがてよき支那物を世界中が奪い合い、支那は4分裂になるのだろうか。そうした流れのどこかで日本が行事役を頼まれるタイミングがあって、日本が調子に乗って東京で戦後の世界構想樹立に動くようなことがあるのが、二度目の東京で仕組を駿河美濃尾張なのだろうか。
そのとき先のABCD包囲陣みたいなことが起こってしまうのだろう。
これらは、人の仕業。
風水火のご神業もある。大三災の中で“天地(あめつち)の自然の力に抗すべき 何物もなしと省みるべし”と詠んだのは出口王仁三郎。
人災、天災相俟って翻弄されるのはやむを得ないところがある。逃げ切れたとしてもそれは、何かうまくやった結果ではないだろう。
この時代に生きるというのは、どんな人であっても自分の生きる意味を他人に教えてもらうのでなく、自分で見つけようと努力するということではないかと思う。
出口王仁三郎は、戦後これからは米ソが大戦いをやると予見して、1990年代前半にソ連は破産して決着はついた。以後ロシアは、経済力はさほどでもないが(GDPでは10位以下)、軍事力は結構なものを持ち続けていて、“露国”の脅威は大本神諭でも日本の千年王国へのロードマップにおける基調の一つとなっている。
さて今やトランプの挑発に乗って中国が世界を相手に牙を剥こうとしている。独裁国家が外交で一歩も引かない姿勢はあまりにも前近代的だが、パックス・アメリカーナの支持基盤は本質的にそういうものであったから、アメリカに育てられてきた中国のそうした姿勢には、むべなるところがある。
やがてよき支那物を世界中が奪い合い、支那は4分裂になるのだろうか。そうした流れのどこかで日本が行事役を頼まれるタイミングがあって、日本が調子に乗って東京で戦後の世界構想樹立に動くようなことがあるのが、二度目の東京で仕組を駿河美濃尾張なのだろうか。
そのとき先のABCD包囲陣みたいなことが起こってしまうのだろう。
これらは、人の仕業。
風水火のご神業もある。大三災の中で“天地(あめつち)の自然の力に抗すべき 何物もなしと省みるべし”と詠んだのは出口王仁三郎。
人災、天災相俟って翻弄されるのはやむを得ないところがある。逃げ切れたとしてもそれは、何かうまくやった結果ではないだろう。
この時代に生きるというのは、どんな人であっても自分の生きる意味を他人に教えてもらうのでなく、自分で見つけようと努力するということではないかと思う。