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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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女優のメンタルヘルス

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◎女性独自の幸福

映画やドラマの主演女優を何回か重ねた頃に、女優が自分の生き様や将来に思い悩んで、先輩女優や宗教家や似非霊能力者や占い者などに相談するという話を時々目にする。

人間には魂の伴侶が存在するが、演劇上の恋人を相手に本気の恋情を演ずることを求められる立場になれば、役作りとして相手役への恋をすることもあるのだろうと思う。

そうした時に、魂の伴侶に向かうべき本源的恋愛感情と、つかの間の恋に過ぎぬ相手役との恋愛感情が、気持ちが深く入れば入るほど葛藤する。

それをどう割り切るかにはいくつかの方向性があるのだろうが、興行を取り仕切っている勢力のニーズからすれば、娼婦的な生き方も一つあるのだろうし、そういうのが平気な人もいる。

人間は、本来の自己という思い切り巨大なものもあるが、社会的にやっていく自己を社会に出始めの頃から形成することを迫られる。その苦悩を表面に出さない『うまい』人もいるが多かれ少なかれ悩み苦しむものだ。何年かたって社会でやっていくための殻みたいなものができて、そこのところにはあまり悩まなくなる。

その殻とは定力というもので、スワジスターナ・チャクラがらみのものなのだろうか。女性は生まれつきハラができているので、その辺が男性とは違うので、男性はそんなことで悩むのかと思う方もいるかもしれない。

ハラの点だけで言えば女性の社会進出は容易なのだろうが、女性の幸福がやはり女性であることの幸福を無視して成るとはとても思えない。

女性が大悟覚醒するのは、もちろんすばらしいことだし、日本にも慧春尼のような傑物も出ている。だが仏典にも出ているように、女性が悟るにはワン・クッションあって後悟る。そのワン・クッションが、このアマゾネス隆盛の時代に、女性独自の幸福があるべきであると改めて主張すべきところだと思う。

※法華経提婆達多品で8歳の竜女が、わざわざ男性に性転換して後、成仏した。

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