◎世界輪の輪の導きと命によって
輪と言って思い浮かぶのは、タロットカードの運命の輪の、輪の周りをスフィンクスと蛇と怪物が回っている図像。
薔薇十字団の基本文書『ファーマ・フラテルニタティス』に「輪」(ロータエ、Rotae)または「世界輪」(ロータエ。ムンディ)という不思議な言葉が出てくる。
世界輪とは何か。
『1.「われらが輪は、神が〈起これ〉と言い給うた日よりはじまり、神が〈止まれ〉と言い給うであろうときに終る。」
2. 「われらが哲学の図書館にあって世界輪こそはもっとも精巧をきわめる本である。」
3.「なぜならわれらはわれらが輪にこそ注視せんとしたので。」
4.「われらが輪の導きと命によって。」』
(錬金術・タロットと愚者の旅/R.ベルヌーリP156から引用)
1. 輪は時間の始まりと終了の装置であるが、もとより時間などないことが前提になっている。今ここ。
2. 世界輪とはアカシックレコードのことであり、図書館のように誰でも読める。
3. 世界輪なるアカシックレコードを注視するという立場は、輪なるアートマン(本来の自己、有)と個人である自分が分離している。
4.アカシックレコードへの直接アクセスは、世界輪なる神仏の導きと恵によるとは、個人が世界全体と同一化することである。
輪と言って思い浮かぶのは、タロットカードの運命の輪の、輪の周りをスフィンクスと蛇と怪物が回っている図像。
薔薇十字団の基本文書『ファーマ・フラテルニタティス』に「輪」(ロータエ、Rotae)または「世界輪」(ロータエ。ムンディ)という不思議な言葉が出てくる。
世界輪とは何か。
『1.「われらが輪は、神が〈起これ〉と言い給うた日よりはじまり、神が〈止まれ〉と言い給うであろうときに終る。」
2. 「われらが哲学の図書館にあって世界輪こそはもっとも精巧をきわめる本である。」
3.「なぜならわれらはわれらが輪にこそ注視せんとしたので。」
4.「われらが輪の導きと命によって。」』
(錬金術・タロットと愚者の旅/R.ベルヌーリP156から引用)
1. 輪は時間の始まりと終了の装置であるが、もとより時間などないことが前提になっている。今ここ。
2. 世界輪とはアカシックレコードのことであり、図書館のように誰でも読める。
3. 世界輪なるアカシックレコードを注視するという立場は、輪なるアートマン(本来の自己、有)と個人である自分が分離している。
4.アカシックレコードへの直接アクセスは、世界輪なる神仏の導きと恵によるとは、個人が世界全体と同一化することである。