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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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肥田春充の丹田強化-1

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◎虚弱者から強壮者へと変貌
◎丹田を錬る-9

肥田春充(1883年- 1956年)は、戦前軍部や皇族とも近い関係を有していた肥田式強健術の創始者。

ダンテス・ダイジは彼を、悟ってはいないが、丹田のあらゆる可能性を開いたと評価している。いわゆる肉体の可能性とは肉体オンリーで単独で成るものではなく、エーテル体レベル、気レベルの連動があるもの。

肥田春充は丹田を正中心と呼び、腰腹同量(腰腹に等分に力が入る)の正中心の強化を以って人が健康を獲得する道であることを確認した。特筆すべきは特定の師を持たず、多方面の書を読みながら様々な実験、研鑽を積みながら独自開発の『聖中心道肥田式強健術』を編み出したことである。

曰く、腰腹同量とは、身体の重さがつま先にもかたよらず、かかとにも偏らず、腰と腹が等分の緊張をした姿勢である、と。

彼の強健術メニューには、
呼吸法、
筋肉練修法、
気合術
休養法
等によって構成されている。

また曰く、足を正しくすれば、腰は自ずから据わり、腰が据わると腹は自ずからしまる。腰と腹が決まれば上体は自ずから崩れない、と。(聖中心道肥田式強健術 肥田春充/著 壮神社P91)

まず足から定めるのだが、足、腰、腹、上体は連動している。

人間には10チャクラあって、建木の十太陽とか、十種神宝とかで表象されるものだが、最下方三チャクラは脚に存在している。

40年ほど前には、足の三チャクラは動物レベルのものだから、あまり気にしなくてよいなどと言われていた。
ところが、自分自身が虚弱者で半病人だった肥田春充も、臍下丹田を鍛えるには、まず足というのは、
図らずも現代人と当初虚弱だった肥田春充の状況はシンクロしていたわけだ。

肥田春充当時の70年前の人間と今の人間では、足の退化の具合が文明化、機械化の進展により予想外に進展したことがあるのではないか。それと長寿化。

若い人には、足の骨折が多いと聞く。丹田を鍛える前に足の強化というのは、意外に現代人の盲点かもしれない。


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