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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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丹田を錬る-1

◎生命力の強化 私自身が理屈先行タイプであるため、このブログも丹田を錬ることには熱心とは言えなかった。覚醒する、光明に出会うというのは、どうしても肉体的な生命力強化とは逆の方向であるため、丹田を錬ることを優先しては考えられなかったのだ。...

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丹田を錬る-2

◎古神道の禊の神事-1 日本各地の神社神域で、今でも様々な禊の神事が行われ、出口王仁三郎から分派した古神道系新興宗教でもそれが行われているものと思う。 彼によると、日本には、大虚中に◎(ス)の言霊から生れ出た天之峯火夫の神(オメガでありアルファである)の聖代より今日に至るまで伝来した禊の神事がある。これは大体は次の5種のような形式で残っている。...

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丹田を錬る-3

◎古神道の禊の神事-2 ◎振魂《ふるたま》の行事 振魂の行事は、合気道開祖植芝盛平の動画 https://www.aishinkankyoto.jp/aikido-religion/ でも最初に一礼四拍手の後、いきなり振魂が行じられており、平素の稽古メニューに入っていたのだろう。この動画の振魂はささっと終わってしまうが、出口王仁三郎の指針では、数十分から数時間。...

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丹田を錬る-4

◎古神道の禊の神事-3 ◎天の鳥船 TVで冬の風物詩として、神社などでの水垢離と天の鳥船がよくTVに出てくる。植芝盛平の天の鳥船の動画では、実にハイピッチで船が漕がれる。 やり方のポイントは、 1.古代の神々がアトランティスからユーラシアを横断し日本に天の鳥船を漕いで旅をしたことをしのびつつ 2.渾身、特に臍の辺りに力を込め 3.気合とともに艫(ろ)を漕ぐの動作を百千回繰り返す。...

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丹田を錬る-5

◎古神道の禊の神事-4 ◎雄健(をたけび)の禊 これは、それぞれのステージで、全身に力を込めてがキーワード。だが最後は、ポーズ付の神人合一の観想(神は汝と共にあり)となる。気張ることは重要だが、神人合一してそれを日々の挙措で運用していくのだ。 やり方のポイントは、 1.帯を締める。...

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売国者と強欲者

◎一億二千万総ゾンビからの脱却 この現代日本の特徴は、売国者。この現代世界の特徴は、強欲者。 ごくまれに金を欲しがらない政治家もいるのだろうが、利権・口ききの名のもとにコミッションやら手数料やら上納金やらを受け取ることに躊躇がない政治家が多いと聞く。...

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丹田を錬る-6

◎古神道の禊の神事-5 ◎雄詰(をころび)の禊 前段の雄健(をたけび)の禊で、神我一体の観想が成った。 雄詰という禊は、神我一体となって、悪神を調伏して、善に改心させる、気合の発声のことである。 やり方のポイントは、 1. 雄詰は「イーエツ」という声を発すると共に、右足を左足に踏み付け、同時に脳天に振りかざした天之沼矛(あまのぬぼこ)を斜に空を斬って、一直線に左の腰元に打ち下す、 2....

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丹田を錬る-7

◎古神道の禊の神事-6 ◎伊吹の神事 一厘の仕組は、言霊。言霊を伊吹き払う。 『言霊(ことたま)の水火(いき)をこらして曲神(まがかみ)を   伊吹き払へば消え失せにけり』 (霊界物語第77巻第一五章笹原の邂逅) 伊吹の神事は重要である。 やり方のポイントは、 1.両掌を臍の位に置き、勢よく十字形に組み合せ 2.腹式深呼吸を三回行う。 ※腹式深呼吸:完全呼吸法(丹田呼吸法)...

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丹田を錬る-8

◎古神道の禊の神事-7 さて古神道の禊の神事でご紹介した以下五種についてネットで動画を捜してみた。 1.振魂の行事 2.天の鳥船 3.雄健(をたけび)の禊 4.雄詰(をころび)の禊 5.伊吹の神事 ほぼこれらがきちんとそろっているのは、...

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不安定な三月

◎心を揺さぶる歌手と地震、噴火など 出口ナオ、出口王仁三郎ペアによれば、日本の転換点を三、四月か八、九月に始まれかしと祈っている。日本の立替立直は、外国の手によるが、半年の短期間で終わることもまた祈願されている...

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全体と欠片

◎言葉にできない教えの伝授 師事するということは、生活を共にするということで、善きにつけ悪しきにつけ、弟子は師の生活振りを目の当たりにする。それを下敷きにして師の拳骨があったり叱責があったり、アドバイスがあったりする。...

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登山家も冒険家も行き詰まった

◎未踏峰や未発見の秘境がなくなった 登山家にとって、世界の14座ある8千メートル峰に登ることは、今や無酸素登頂ですら稀少価値がなくなり、より危険な登山ルートや様々な意図的制約を加えることで、もの珍しさを維持している。※8000m峰14座とは https://honeycom.co.jp/hirotaka-takeuchi/about-eight-thousander/...

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肥田春充の丹田強化-1

◎虚弱者から強壮者へと変貌 ◎丹田を錬る-9 肥田春充(1883年- 1956年)は、戦前軍部や皇族とも近い関係を有していた肥田式強健術の創始者。 ダンテス・ダイジは彼を、悟ってはいないが、丹田のあらゆる可能性を開いたと評価している。いわゆる肉体の可能性とは肉体オンリーで単独で成るものではなく、エーテル体レベル、気レベルの連動があるもの。...

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肥田春充の丹田強化-2

◎丹田を錬る-10 ◎丹田強化の効果 昭和の日本人は、戦後から昭和50年頃まで、“モーレツ社員”、“エコノミック・アニマル”など、経済復興に向けて、精神よりも戦災からの復興と豊かな家電(三種の神器: 白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)に囲まれた“一億総中流”への生活向上が共通目標だったことは否めない。...

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肥田春充の丹田強化-3

◎丹田を錬る-11 ◎丹田の位置 肥田春充の丹田論は、まず精神集中と気合を込めるのが前段。そこで心気なる気を足の親指まで行き渡らせる。これは、出口王仁三郎の振魂の前段が、渾身の力を込めて云々などとなっているのと同じ。 そこで次に丹田の位置の話となる。 丹田の位置: ①臍から垂直下方に一本直線を引く。 ②臍から背中方向に水平な直線を引く。...

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火、水、東日本大震災10年

◎火と水と一つになりて神となり 地震は火、津波は水、原発は火。 出口王仁三郎の歌集言華(下巻P192)から 『火は経(たて)に燃え上がるなり 水は緯(横)に流れて神の経綸はなる 火は水の力をかりて燃え上がり 水は火により緯(横)にながるる 水なくばまた火も燃えず 火なければ水は凍りて動かざるべし 火と水と一つになりて神となり 地上一切を豊(ゆた)にはぐくむ...

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肥田春充の丹田強化-4

◎足の踏みつけと踏みこみ ◎丹田を錬る-12 肥田春充によれば、踏み込みはつま先でやり、踏みつけは踵でやる。踏み込みは敏捷を司り、踏みつけは強固を司る。彼は特に踵の踏みつけが最強として重視する。 そしてつま先のアングルは正面を向くこと。踵の踏みつけの強弱は中心力(丹田)の強弱に正比例する。その上で、眼光を定め、呼吸を整え、精神を集中したのが真の気合だと説く。 この修練により、頭寒足熱を実現できる。...

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肥田春充の丹田強化-5

◎踵の踏みつけ ◎丹田を錬る-13 肥田春充は、実家の姓は川合。彼の『川合式強健術/肥田春充』に踵の踏みつけの詳細の記述がある。 『(イ)自然体で独立 (ロ)全身どの筋肉にも力を入れない。踵と踵の間は、約五寸位離して居る。 (ハ) 規定の如き拳(こぶし)を作り、軽く握る。 (ニ)腹に力を入れ、グイと首を上げて眼光を定める。 (ホ)重心が両足の中央に落ちる様に、腰を据える。...

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肥田春充の丹田強化-6

◎爪先の踏み込み ◎丹田を錬る-14 踵の踏みつけとつま先の踏み込みはペア。肥田春充は、脚の働きから腰を据え、千変万化の自由を得るのがつま先の踏み込みだと唱える。これは、合気道開祖植芝盛平が、『左は発し右は之を受ける、左足は豊雲野神でありますから、これが千変万化の無量無限、神変、神秘を表す』などというように、片足が軸で、自由な運用が他の片足と言うのに似ている。 『(イ)上体の力をスッカリ抜き。...

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立替立直しと霊界物語の余白歌

◎立替の経綸の奥は沢あれど 人に言はれぬ事の多かり 肥田春充ばかり読んでいると、パワー系、マッスル系の根源が丹田であるかのように思えるが、出口王仁三郎説では、鎮魂においては、令義解に「離遊の運魂を招きて身体の中府に鎮む」とあるように冥想のrootでもある。更に言霊では、言霊を息吹くのは臍下丹田からであり、神人合一して現界霊界に活躍する根幹でもある。...

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