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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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丹田を錬る-1

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◎生命力の強化

私自身が理屈先行タイプであるため、このブログも丹田を錬ることには熱心とは言えなかった。覚醒する、光明に出会うというのは、どうしても肉体的な生命力強化とは逆の方向であるため、丹田を錬ることを優先しては考えられなかったのだ。

だが、世間には意外に丹田を錬ることが必要な人間が老若問わずいるものだ。わずか6、70年昔は食事家事をこなすことで半日以上費やすのがあたりまえだったが、今やコンビニへ行きさえすれば、コンビニ弁当を代表に大概のものは手に入るようになり、いわゆる作務、作業を通じて肝を錬る場面は激減したと言ってよい。

その結果、丹田を錬ることが必要な人が結構増加している。女性は丹田(肝)は生まれつきできているものであり、女性の丹田(スワジスターナ・チャクラ)は程度の差こそあれ、開いているものである(ダンテス・ダイジ説)。男性は努力して丹田を強化せねばならない。錬らない人のことを腑抜けとも言う。

丹田とは、気力生命力、意志力の源泉であるが、これが現代風のライフ・スタイルではどうしても阻喪する。男性であれば、いわゆる事務仕事しかしない生活となると、画面は見ているが身体は動かさない半日となり、それを継続し中高年になってくると生活習慣病にかかりやすくなる。コロナ下で日がなモバゲーに打ち込む若者も似たようなものだ。

丹田を作る、肝を作るとは、エーテル体の強化であり、原因不明の不調や病の原因の結構な割合が、丹田の弱体化ではないかと思われるところがある。

丹田のできている人とは、下世話な言い方だが、腹の底から響くような声で話す人であり、与党の幹事長などの政治家などによく見ることができる。

だからといって、丹田を開く、丹田を強化することがとにかく善いというわけではなく、反社の親玉ですらドスの効いた声でしゃべるということがあるものだから、ここはあくまで、肚(ハラ)出し、スワジスターナ・チャクラの開顕から大悟覚醒を狙う求道としての丹田の強化を語ってみようと思う。

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