◎黄金(こがね)の珠と黄金の釜
大本教言霊学序文として、出口王仁三郎が一筆寄せている。概要は次のようなもの。
出口王仁三郎が、金龍海の海底や弥山の高山までを、水は元伊勢、火は出雲なる玉水に照らされて捜し回ったところ、黄金(こがね)の珠と黄金の釜を拾った。
さて出口王仁三郎に長年この黄金の珠と黄金の釜を磨き洗わせ給うた理由を考えると、
黄金の珠は、水火満(しおみつ)の玉、水火干(しおひる)の玉であって、天地万物の息を治めているもの。
また黄金の釜は、霊魂(みたま)の餌(えさ)を沸かし煮るべき弥(いや)の神宝であった。
ここに出口王仁三郎は、この玉を世界に照らし輝かせ、またこの釜をたぎり沸かして鳴り鳴らせ、天下四方に広めるべくこの二つの神宝について記し奉る、云々。
霊界物語では、黄金(こがね)の珠と黄金の釜が出てくるのは、第6巻第41章桶伏山で、ここでは、東の国の桶伏山に隠し置かれ、聖代(みろくの世)に活用されることが予言されている。
また大本神諭にも、『出口直の屋敷には金の玉と黄金の釜が生けて在るから、是を掘り出して三千世界の宝と致すぞよ。昔から世に埋もれた一切の宝を掘り上げて、それぞれに目鼻を付ける世界の大本』などとあり(雑誌神霊界大正8年9月15日号(第94号)大本言霊解)、万人が神知るみろくの世に先立って、言霊の奥秘の手がかりが出てくることが示されている。
それにしても、霊魂(みたま)の餌(えさ)とは何のことだろうか。
大本教言霊学序文として、出口王仁三郎が一筆寄せている。概要は次のようなもの。
出口王仁三郎が、金龍海の海底や弥山の高山までを、水は元伊勢、火は出雲なる玉水に照らされて捜し回ったところ、黄金(こがね)の珠と黄金の釜を拾った。
さて出口王仁三郎に長年この黄金の珠と黄金の釜を磨き洗わせ給うた理由を考えると、
黄金の珠は、水火満(しおみつ)の玉、水火干(しおひる)の玉であって、天地万物の息を治めているもの。
また黄金の釜は、霊魂(みたま)の餌(えさ)を沸かし煮るべき弥(いや)の神宝であった。
ここに出口王仁三郎は、この玉を世界に照らし輝かせ、またこの釜をたぎり沸かして鳴り鳴らせ、天下四方に広めるべくこの二つの神宝について記し奉る、云々。
霊界物語では、黄金(こがね)の珠と黄金の釜が出てくるのは、第6巻第41章桶伏山で、ここでは、東の国の桶伏山に隠し置かれ、聖代(みろくの世)に活用されることが予言されている。
また大本神諭にも、『出口直の屋敷には金の玉と黄金の釜が生けて在るから、是を掘り出して三千世界の宝と致すぞよ。昔から世に埋もれた一切の宝を掘り上げて、それぞれに目鼻を付ける世界の大本』などとあり(雑誌神霊界大正8年9月15日号(第94号)大本言霊解)、万人が神知るみろくの世に先立って、言霊の奥秘の手がかりが出てくることが示されている。
それにしても、霊魂(みたま)の餌(えさ)とは何のことだろうか。