すべてを棄てる道とすべてを受け入れる道
◎棄てるヨーガと受け入れるタントラ 世の中には、すべてを棄てる道とすべてを受け入れる道がある。だが一宗教の中にそれを混在させている宗教がある。 あるキリスト者、「世界を創造したのは神だ。」 OSHOバグワン、「罪を創造したのは誰か?」 あるキリスト者、「悪魔だ。」 OSHOバグワン、「悪魔を創造したのは誰か?」 困ったキリスト者は声を絞り出して、「もちろん神が悪魔を創造した。」...
View Articleキリング・フィールド プノンペン1975
◎東京戒厳令へ 映画キリング・フィールドでは、ベトナム戦争中に隣国カンボジアにアメリカが一時進出していたのだが、首都プノンペンがポルポト率いるクメール・ルージュに攻囲される。...
View Article川面凡児の禊の神事
◎振魂ハイなど 雄健(をたけび)の禊が、ネット動画にほとんど上がっていない。そこで明治時代の川面凡児の禊の神事を見てみる。 1.振魂の行事 掌を十字に組み瞑目して渾身の力を込めて組んだ手を振り動かす。同時に伊吹を行う。...
View Article救世主出口王仁三郎を二度弾圧した日本
◎神の御こゑが聞こえないのだろうか 出口王仁三郎は、SNSでは結構取り上げられている。一方でまともに彼のことを知ろうとすれば、意外に全容を概説した著作は少ない。...
View Articleダンテス・ダイジの教えの全貌
◎原典救世主入門の位置 ダンテス・ダイジが存命であれば、71歳。当時20代だった弟子たちも老いた。何千人かいた彼の知己の中で弟子とされるのは、その極く一部なのだろうが、それは布教の時期別に4グループに分かれているとされる。 彼は、その人一人の時、所、位に応じた教えというのを徹底していたがゆえに、彼の教えの全容は、そのすべてを知ることがない限りわからない、ということになる。...
View Article天地に神の坐(いま)すを明らかに
◎世人のさとらん時は近めり 出口王仁三郎の事績と言えば、二度の大本教弾圧の型出し。それが日本に写る。だが最重要の目的は、間違いなく『天地(あめつち)をつらぬき通す正道を世につたへ行くこと』であったが、日本に善かれと大宗教運動を興したが、却って自分が社会的に抹殺されてしまうことになり、その余波は、未だにタブーとして扱われていることに現れている。...
View Articleスピリチュアルの本棚から
◎悟りを開いたパートのおばさんが普通にいるようにならないと もっとお金があればよい、気になる異性と親しくなりたい、もっと出世したい、正規の職につきたいなど、コロナの不景気でいろいろなことを思い巡らすことが多いかもしれない。...
View Articleキリスト教の七つの身体
◎各自の身体は、キリストの身体の一部である キリスト教の七つの身体論の根の部分がある。 コリント人への第一の手紙。 『あなたがたは、自らの身体がキリストの身体の一部であることを知らぬのか? 主と結ばれる者は、何人も主と―つの霊である。 (六章十六-十七)』 主なる神とわれらは同体であり、一つである。 『彼らはイエスにいった。では、子供になれば、王国に入れるのですか?...
View Article原爆投下・10秒の衝撃
◎人類は核戦争をやらずに至福千年を迎えられるのか これは、NHKスペシャルの1時間番組だったのだが、ネットでyoutubeに上がっているのを見たもの。 これは、広島の原爆の爆発の最初の10秒に焦点を当てたドキュメンタリーだが、以下のような恐ろしげな話が連続する。...
View Article多くの見慣れぬ鳥が「今だ、今だ」と叫ぶ
◎すべての人が神を知るのは、「今だ、今だ」 ノストラダムスの「アンリ2世への手紙」の最後の方に、『多くの見慣れぬ鳥が「今だ、今だ」と叫ぶ』がしばらくしてその小鳥たちはいなくなり、この後に土星が支配する黄金の時代、至福千年が来るとある。...
View Article藤井風 きらり 発売
◎荒れ狂う季節の中をノストラダムス 2021年5月3日発売の藤井風のシングル“きらり”の歌詞の末尾 『荒れ狂う季節の中も 群衆の中も 君とならば さらり さらり 新しい日々もつたない過去も すべてがきらり』 これは、HONDA車のコマソンに使われているので、レジャーでの歓喜というつかみなのだが、『君』って誰? ノストラダムスの予言詩集諸世紀の冒頭の四行詩二つ。 『真夜中に秘密の部屋に入り...
View Article十字架の聖ヨハネの語れない神秘-1
◎私が味わったことは言えない 十字架の聖ヨハネ詩集から。 『私は知らないで知らぬ処に入り 知らないままに留まった 一切の知を超えて。 何処に入ったか知らない が、何処に居るのか知らないまま そこに居たとき 大いなることを悟った 私が味わったことは言えない 知らないままだったのだから 一切の知を超えて。 それは、深い孤独の中で 直接(じか)に悟った 平和と愛との 完璧な知であった それはあまりにも...
View Article日本沈没、小松左京
◎日本民族の覚醒か犬死か 小松左京の映画『日本沈没』(1973)を見た。これは、外国が日本に侵攻してくるのではなくて、地殻変動だけで、日本全土が急速に沈降し、1億2千万人中の少々が外国に難民として受け入れてもらい助かると言うシナリオ。...
View Article核兵器による恐怖の均衡とその責任者-1
◎政治家の権力と悪人ぶり 核兵器による恐怖の均衡が、1945年から1991年のソ連の解体まで続き、以後米国の一強時代となった。ところが、中国が米国を凌駕しようとしていることに今頃気がついて、世界中が怖気を震っているところである。...
View Article核兵器による恐怖の均衡とその責任者-2
◎すべてのすべてが自分であるという実感 OSHOバグワンは、世界の現状が、個々人と密接に連動していることを知っている。世界は一であり、有であり、アートマンである第六身体であるという立場において、世界の累卵の危うきにある現状の責任を各個人の責任であるとする。...
View Articleダンテス・ダイジの教えの全貌-2
◎まず否定はせず肯定するのが常だった ダンテス・ダイジの著書『ニルヴァーナのプロセスとテクニック』に四つの章があり、マントラ禅、丹田禅、クンダリーニ・ヨーガ、只管打坐と四つの章が並んでいるので、たいていの人は、この四つの門が彼のメインの教えなのだろうと勘違いをする。...
View Articleダンテス・ダイジの教えの全貌-3
◎ソーマ・ヨーガ 求道者は、いつの時代も悟り薬を求める。何のために? 生きる苦悩と死の恐怖を超え、無上の歓喜を求めるために。 ダンテス・ダイジは、高弟の一人に対して、『死とは、水を張ったバケツから腕を引き抜くようなものだ。』と語ったそうだ。...
View Articleダンテス・ダイジの教えの全貌-4
◎古神道 ダンテス・ダイジと古神道の関わりと言えば、出口王仁三郎だが、あまり見えにくい。彼は、大本教の短期セミナーに参加し、立替立直しを学び、鎮魂帰神も学んだことがあるらしい。 霊界物語に三神系という主要神の系図があるが、その中の野立彦神こそダンテスであるという説明も自らしている。古神道の言霊では、返しというのがあり、NODATEはDANTEに返るのだろうか。...
View Article大本言霊学序文
◎黄金(こがね)の珠と黄金の釜 大本教言霊学序文として、出口王仁三郎が一筆寄せている。概要は次のようなもの。 出口王仁三郎が、金龍海の海底や弥山の高山までを、水は元伊勢、火は出雲なる玉水に照らされて捜し回ったところ、黄金(こがね)の珠と黄金の釜を拾った。 さて出口王仁三郎に長年この黄金の珠と黄金の釜を磨き洗わせ給うた理由を考えると、...
View Article出口王仁三郎の見る言霊衰亡史
◎古来言霊(ことたま)の幸(さちは)う国 大本教言霊学で、出口王仁三郎の見る言霊衰亡史が説かれている。 日本国は、古来言霊(ことたま)の幸(さちは)う国であって、五十連十行のカタカナが神典であって、これを学べば天地万物の根源の神理を詳知することができた。 ところが応神天皇の御代に百済国から王仁が来日し論語千字文など漢籍を多数持ち込み、以後漢学が歴代甚だしく行われたので、言霊の教えは日々に衰亡した。...
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