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救世主出口王仁三郎を二度弾圧した日本

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◎神の御こゑが聞こえないのだろうか

出口王仁三郎は、SNSでは結構取り上げられている。一方でまともに彼のことを知ろうとすれば、意外に全容を概説した著作は少ない。

多くの人の着目点は、大本神諭からひふみ神示(岡本天明)に連なる予言だったり、超能力だったり、戦前の国家神道に異を唱えたことだったりする。あるいは、最盛期8百万の信者を擁して政党を持たなかったゆえに、教団の建築物の一斉破壊、主要信者の一斉逮捕、印刷物の一斉廃棄など、昭和の焚書坑儒が行われた点。出口王仁三郎自身も7年間拘禁。

だが、教団自身も彼の見ていた宗教観を図りかねていただろうことが、大本七十年史や大本資料集成で、裁判記録が主たる教義判断材料となっていることでわかる。

偉大な古神道家であった彼は、六度死ぬ中で、そのクンダリーニ・ヨーガ的境地を深め、文字通り昭和のメシアの人生を生きた。彼が死刑を免れたのは、皇族のご落胤であったことが大きい。そういう生い立ちでないと、終戦以後まで存命できなかったので、生誕時に自らその子宮を選びとったのだろう。

また彼の窮極は無我という言葉で語られているが、記述はあまり多いわけではない。


出口王仁三郎最晩年の歌から。

『夜もすがら御代をおもひてねむらえず
吾たましひはおちこちに飛ぶ

かくりよのことつばらかにしるしたる神書(みふみ)は
みたまの力なりける
※かくりよ:霊界

世を救ふめしやのみたまと知らずして苦しめし
果ての国のさま見よ

よき事をなしとげこの世を去る人の
たまの行方は天国なりけり

七十三の春さり来ればうつし世の
すくひの道にいよいよすすまむ

そよと吹く風にも声のあるものを
神のみこゑのきこえざらめや』
(出口王仁三郎著作集 第四巻 十万歌集/出口王仁三郎/読売新聞社P383-384から引用)

めしや(救世主)を死刑にしたユダヤはディアスポラの流浪となり、めしや(救世主)たる出口王仁三郎を二度弾圧し、計十年牢獄につないだ日本の運命を見よというのは、私怨で言っているわけではなく、民族のカルマの法則でそういうのがあると示しているだけ。
そこで吉岡発言を読む。

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