◎男は女に出会うことによっても止まらない
冥想、瞑想、meditation、黙想、坐、坐禅、ヴィパッサナー、安般念などというが、その道程が、次のダンテス・ダイジの散文に描かれている。
『男性原理は女性原理によってそれ自体、中性―――むしろ両性といったほうが正確だろう―――両性化されていく。
そして両性化されたものは、もとの太極へ帰ってくる。
男は女に出会うことによって止まるであろうか?
男性という一つの貧血性―――したがってそれは当然、一種の心霊的な吸血性をおびている。
そして、男性原理は内側に女性原理を、陰は、その内部のどこかに陽を秘めている。
あらゆる分裂につぐ分裂につぐ分裂―――
これが現代の人間性の現実である。
だが、分裂し解体したものは、まったく新しい統合に向かう。統一といってもよいが、その場合には、その”一”が何を意味しているのかが問題だ。
すべてが夢であったと気づく一つの点へ、あらゆるものが動いて行く。
一つの宇宙的ダイナミズム、血わき肉おどるニルヴァーナの中の色彩り。
苦にも楽にも答はなかった。
ただ永遠の夢が、オルガズムとエクスタシーの物語を語りかける。
そして流れは今や平静なものになった。
私はニルヴァーナの海へ帰って来たのだ。』
(戯れに冥想を/ダンテス・ダイジから引用)
この文では、男性女性の二極が両性具有と変化し、それはやがて太極へと至る。
ところが現代人は、二極分裂に分裂を繰り返し、まとまりのつかない状態になっている。
だが、いずれ『すべてが夢であったと気づく一つの点』たる空に行きつく。
そして言葉では、表現できないニルヴァーナの海へ帰っていく。
男は貧血性だから、トオスもダンテスも男で、男性の側の冥想。
ハタ・ヨーガの合間や、剣道・柔道・合気道・野球などの合間に短時間の黙想が行われることがあるが、それは短時間であっても重要な位置づけを持つ。聖書に言うからし種である。およそ種には、信じられないパワーが秘められているから。冥想修行の端緒は大事にすべきである。
この「戯れに冥想を」では、アトランティスの聖王トオスが38歳で大悟したとある(もう一つの37の始め)。ダンテス・ダイジは、37歳で遷化し、残りの寿命37年をフロリダ沖のネオ・アトランティスで、トオスとダンテスの合体として転生して来て過すと宣言している。
37は、御神籤などでも大吉の数字とされている。37の意義大いなる哉。
冥想、瞑想、meditation、黙想、坐、坐禅、ヴィパッサナー、安般念などというが、その道程が、次のダンテス・ダイジの散文に描かれている。
『男性原理は女性原理によってそれ自体、中性―――むしろ両性といったほうが正確だろう―――両性化されていく。
そして両性化されたものは、もとの太極へ帰ってくる。
男は女に出会うことによって止まるであろうか?
男性という一つの貧血性―――したがってそれは当然、一種の心霊的な吸血性をおびている。
そして、男性原理は内側に女性原理を、陰は、その内部のどこかに陽を秘めている。
あらゆる分裂につぐ分裂につぐ分裂―――
これが現代の人間性の現実である。
だが、分裂し解体したものは、まったく新しい統合に向かう。統一といってもよいが、その場合には、その”一”が何を意味しているのかが問題だ。
すべてが夢であったと気づく一つの点へ、あらゆるものが動いて行く。
一つの宇宙的ダイナミズム、血わき肉おどるニルヴァーナの中の色彩り。
苦にも楽にも答はなかった。
ただ永遠の夢が、オルガズムとエクスタシーの物語を語りかける。
そして流れは今や平静なものになった。
私はニルヴァーナの海へ帰って来たのだ。』
(戯れに冥想を/ダンテス・ダイジから引用)
この文では、男性女性の二極が両性具有と変化し、それはやがて太極へと至る。
ところが現代人は、二極分裂に分裂を繰り返し、まとまりのつかない状態になっている。
だが、いずれ『すべてが夢であったと気づく一つの点』たる空に行きつく。
そして言葉では、表現できないニルヴァーナの海へ帰っていく。
男は貧血性だから、トオスもダンテスも男で、男性の側の冥想。
ハタ・ヨーガの合間や、剣道・柔道・合気道・野球などの合間に短時間の黙想が行われることがあるが、それは短時間であっても重要な位置づけを持つ。聖書に言うからし種である。およそ種には、信じられないパワーが秘められているから。冥想修行の端緒は大事にすべきである。
この「戯れに冥想を」では、アトランティスの聖王トオスが38歳で大悟したとある(もう一つの37の始め)。ダンテス・ダイジは、37歳で遷化し、残りの寿命37年をフロリダ沖のネオ・アトランティスで、トオスとダンテスの合体として転生して来て過すと宣言している。
37は、御神籤などでも大吉の数字とされている。37の意義大いなる哉。