◎宇宙飛行士野口聡一さんの言葉など
元宇宙飛行士野口聡一さんの言葉で印象に残ったのは2点。
一つは、生きて帰って来るのが大事。
一つは、宇宙飛行のような稀有な体験をした者はその体験を語らねばならない。
スペースシャトル・コロンビアが2003年2月1日、大気圏再突入中時に空中分解し、乗員7名全員が死亡した事件が発生。彼は、三回宇宙飛行をしたが、その最初が、再開後初の飛行となった2005年スペースシャトル・ディスカバリー号への搭乗。
さてどんな宗教宗派でも、その体験とは言えない体験については、
一つは、生きて帰って来るのがポイントの一つ。
二つ目は、中心太陽突入あるいは神人合一のような稀有な体験をした者は神が許し給えば、その体験を語ることもできる。
最初の生還ということについては、インドでは、生還をファイナルステージとは考えず、究極に至りさえすれば、生還しようがしまいが問題にはならないという考え方をとる。
一方日本中国では、生還を前提とする。さらに言えば、生還体験について順を追って詳細に述べたのはダンテス・ダイジであり、図示したのは、道教慧命経の柳華陽である。禅の十牛図は、生還があるという概念図に留まっている。ダンテス・ダイジは、マイナーだと思われているかもしれないが、見る目のある神秘家にとっては、この点でも超大物なのである。
次の神人合一あるいはモクシャ、一円相を語るか語らないかということについては、維摩やホウ居士を待つまでもなく、言葉では語れないということがまずある。
次に語る場合は、どこまで語ることを許されるかということがある。
例えば世界樹は逆転しているということは、語っていることが実は嘘だったり、故意に反対を言っている場合があることを示す。魏伯陽の故事などはその最たるアナロジー。
宇宙飛行は、最近はアマチュアもどんどん行くようになり、年間搭乗者の半数がアマチュアになったそうだ。また国際宇宙ステーションの高度維持はロシアがやっているそうだが、ロシアは、ウクライナ戦争以来の各国のロシア制裁を踏まえ、今後の国際宇宙ステーション協力に難色を示し事実上の恫喝となっている由。
宇宙飛行は既に目新しいものではなくなった。人類にとって未踏の処女地、冒険の意味ある場所は、宇宙でも深海でも高山でもなく、冥想体験、瞑想修行の先である、垂直のジャンプ・アウトとなった。
元宇宙飛行士野口聡一さんの言葉で印象に残ったのは2点。
一つは、生きて帰って来るのが大事。
一つは、宇宙飛行のような稀有な体験をした者はその体験を語らねばならない。
スペースシャトル・コロンビアが2003年2月1日、大気圏再突入中時に空中分解し、乗員7名全員が死亡した事件が発生。彼は、三回宇宙飛行をしたが、その最初が、再開後初の飛行となった2005年スペースシャトル・ディスカバリー号への搭乗。
さてどんな宗教宗派でも、その体験とは言えない体験については、
一つは、生きて帰って来るのがポイントの一つ。
二つ目は、中心太陽突入あるいは神人合一のような稀有な体験をした者は神が許し給えば、その体験を語ることもできる。
最初の生還ということについては、インドでは、生還をファイナルステージとは考えず、究極に至りさえすれば、生還しようがしまいが問題にはならないという考え方をとる。
一方日本中国では、生還を前提とする。さらに言えば、生還体験について順を追って詳細に述べたのはダンテス・ダイジであり、図示したのは、道教慧命経の柳華陽である。禅の十牛図は、生還があるという概念図に留まっている。ダンテス・ダイジは、マイナーだと思われているかもしれないが、見る目のある神秘家にとっては、この点でも超大物なのである。
次の神人合一あるいはモクシャ、一円相を語るか語らないかということについては、維摩やホウ居士を待つまでもなく、言葉では語れないということがまずある。
次に語る場合は、どこまで語ることを許されるかということがある。
例えば世界樹は逆転しているということは、語っていることが実は嘘だったり、故意に反対を言っている場合があることを示す。魏伯陽の故事などはその最たるアナロジー。
宇宙飛行は、最近はアマチュアもどんどん行くようになり、年間搭乗者の半数がアマチュアになったそうだ。また国際宇宙ステーションの高度維持はロシアがやっているそうだが、ロシアは、ウクライナ戦争以来の各国のロシア制裁を踏まえ、今後の国際宇宙ステーション協力に難色を示し事実上の恫喝となっている由。
宇宙飛行は既に目新しいものではなくなった。人類にとって未踏の処女地、冒険の意味ある場所は、宇宙でも深海でも高山でもなく、冥想体験、瞑想修行の先である、垂直のジャンプ・アウトとなった。