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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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チャクラと七つの身体−91

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◎エーテル体−28
3.エーテル体の性質 呼吸−8
◎上方へと向かうエネルギー−1

人間にとって、上方へと向かうエネルギーは、スピリチュアルな数多いできごとの中で、鮮烈な印象をもって記憶されるイベントの、根本原因として位置しているように考えられる。

たとえばイエス・キリストが湖上を徒歩で渡った事件。

シャーリー・マクレーンが、ブータンの寺院で目撃した、パドマ・アーサナ(蓮華坐)の僧侶が、パドマ・アーサナのまま1メートルくらい宙に浮いていたサプライズ。

右翼の大立者頭山満が、大本教の出口王仁三郎邸を訪問した際に、少女がお茶を出して下がっていったが、その少女の足が、終始床から10センチほど浮いていたこと。(安倍晴明にも同様の伝説が伝えられている。)
                                     
そしてUFO(空飛ぶ円盤)。時しも、先頃英国政府(国防省)がUFOは、この世に存在していないという報告書を出して、好事家をがっかりさせたばかりである。

マハーバーラタに登場する空飛ぶ戦車ヴィマナは、現実かどうか判定しがたいが、ウパニシャッドでは、3千年前から、人間の中に、上方へと向かうエネルギーが存在していることを指摘しており、UFOといえどもその延長線上にあることを見ている。

そして最も重要な、アセンションと呼ばれるクンダリーニ覚醒による、人間をニルヴァーナへと上昇させるエネルギーがそれである。

現代のように邪悪な者・物が、大手を振って政治やマスコミや日常生活を支配している時代では、このエネルギーが解禁されることはないが、そのエネルギーが、歴史上で、実生活で利用されてきたものは残っている。そのひとつが、エジプトのピラミッドの建設であり、マチュピチュの都市建設だったのだと考えられる。

他方ウダーナ(上風)の扱いに熟達して、水の上を歩いたり、胡座のままで宙に浮いたりできたとしても、そのことは自体は、人間の根源的な救いとは何の関係もない。

陸上競技のハイ・ジャンプで2メートル30センチ飛べた人が、必ず「情けない自分」から解放されるわけではないのと同じことである。超能力や念力が使えて、願望が実現できたとしても、それ自体は、「自分の力で髪の毛一本白くも黒くもすることもできない自分」から解脱することとは、全く関係のないことである。

超能力や念力や、果ては潜在意識の操作で願望を実現する力ですら、その願望の中身によっては、単なる暴力にすぎないことがある。暴力は他の暴力を呼ぶものだから、願望実現・超能力志向の人は、その願望が本当に自分勝手なものでないことを自省してみることがまず第一だと思う。スピリチュアル志向でも、願望実現・超能力志向ならば、それは、まず怪しいと疑う必要がある。

【ザ・ジャンプ・アウト 144】

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