◎見る人の感受性
臨死体験の最大の謎は、まず臨死体験者全員が永遠の光を見たり、神聖なる愛を感じたりするわけではないということである。全体の三分の一の人だけがそうした体験を語るにすぎない。
どうして三分の一かをきちんと説明できる理論は未だにないようだが、臨死体験をしがちな人は変性意識に陥り易いのではないかという仮説がある。変性意識といってもいろいろあるが、特に臨死体験では、肉体と分離して見ている自分が登場する。肉体と意識が分離することは心理学的には解離と呼ばれる。
解離は一般的には、PTSDの一種類で子供の時の虐待などで起こることが知られているが、ここでは肉体機能の低下により、肉体からアストラル体かメンタル体かが離脱することがあると見たい。
ケネス・リングの調査では、臨死体験者の二割程度が幼少時の家庭内に険悪な雰囲気があったとしているが、だからといって、その2割が心理的解離を経験したことがあるかどうかはわからない。心理的解離と、肉体から他の精細な身体が離脱することは、別の現象と考えるのが自然だろう。
このあたりは、全身麻酔をして見当識を失った人が、その間のことを覚えているかどうかという議論にもつながっていく。
人は、臨死状態にあれば、いわば無意識の状態にあるわけであるが、無意識を意識化する訓練の有無が臨死体験をどの程度覚えているか=意識化に連動する、という図式も考えられる。幼少時の虐待によれば、解離により、無意識の部分であるアストラル体意識を認識しやすかったり、冥想訓練により、そうした意識化に慣れていたりというところがあるのではないだろうか。
このあたりの意識化の部分は、その人の感受性の問題でもあり、三次元宇宙から四次元宇宙にわたる三次元のあらゆる宇宙や空間の流れを飛び越えて四次元に入るところを文字通り、そのとおり見ることのできる覚者もいれば、単に小川や三途の川としか感じられない人がいるような感じ方のばらつきがあることと似ているように思う。
どんな人にも一律で現象が起きているのだが、その感受性の開発のされ方により、臨死体験で起こることは、全く覚えていない人も含めて、様々な見え方をされるというのが真相に近いのではないだろうか。
【チャクラと七つの身体−186】
◎アストラル体−55
2.アストラル体の性質−36 肉体からの脱却-18臨死体験の背景
(ザ・ジャンプ・アウト240)
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臨死体験の最大の謎は、まず臨死体験者全員が永遠の光を見たり、神聖なる愛を感じたりするわけではないということである。全体の三分の一の人だけがそうした体験を語るにすぎない。
どうして三分の一かをきちんと説明できる理論は未だにないようだが、臨死体験をしがちな人は変性意識に陥り易いのではないかという仮説がある。変性意識といってもいろいろあるが、特に臨死体験では、肉体と分離して見ている自分が登場する。肉体と意識が分離することは心理学的には解離と呼ばれる。
解離は一般的には、PTSDの一種類で子供の時の虐待などで起こることが知られているが、ここでは肉体機能の低下により、肉体からアストラル体かメンタル体かが離脱することがあると見たい。
ケネス・リングの調査では、臨死体験者の二割程度が幼少時の家庭内に険悪な雰囲気があったとしているが、だからといって、その2割が心理的解離を経験したことがあるかどうかはわからない。心理的解離と、肉体から他の精細な身体が離脱することは、別の現象と考えるのが自然だろう。
このあたりは、全身麻酔をして見当識を失った人が、その間のことを覚えているかどうかという議論にもつながっていく。
人は、臨死状態にあれば、いわば無意識の状態にあるわけであるが、無意識を意識化する訓練の有無が臨死体験をどの程度覚えているか=意識化に連動する、という図式も考えられる。幼少時の虐待によれば、解離により、無意識の部分であるアストラル体意識を認識しやすかったり、冥想訓練により、そうした意識化に慣れていたりというところがあるのではないだろうか。
このあたりの意識化の部分は、その人の感受性の問題でもあり、三次元宇宙から四次元宇宙にわたる三次元のあらゆる宇宙や空間の流れを飛び越えて四次元に入るところを文字通り、そのとおり見ることのできる覚者もいれば、単に小川や三途の川としか感じられない人がいるような感じ方のばらつきがあることと似ているように思う。
どんな人にも一律で現象が起きているのだが、その感受性の開発のされ方により、臨死体験で起こることは、全く覚えていない人も含めて、様々な見え方をされるというのが真相に近いのではないだろうか。
【チャクラと七つの身体−186】
◎アストラル体−55
2.アストラル体の性質−36 肉体からの脱却-18臨死体験の背景
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