☆空へのこだわり
◎柳華陽の体外離脱
チベット密教のゲルク派では、メンタル体と思われる幻身が頭頂から出るにあたり、空の観を成すことを条件の一つと見ている。ところが、中国煉丹道では、空にこだわってはいけないと説く。
『初め、道胎を形成するにあたり、(先天・後天の)呼吸の火によって薫煉し、5〜6か月に及べば二炁(気)は次第に微細になり、8〜9月に至って二炁(気)は完全に定まってくる。ただ神あるを知って炁(気)あるを知らずとなるのである。
この境地において、空の観を成す時、この空にこだわってよいものか?空は断見におちいるものである。そこで空にして不空のごとくとある。
これがまさに<寂>ということであり、<常照>ということである。
一方不空の観をなす時、智恵のみを拠りどころとしてよいか?不空とは長見に陥るものである。そこで不空にして空のごとくとある。これがまさに<照>ということであり、<常寂>である。
こうした大定[深い瞑想]に入り、渾然合一した時、出定すべき情景が眼前に現れてくる。』(慧命経/柳華陽真人/たにぐち書店P131から引用)
※道胎:体外離脱するボディ。メンタル体か。
※二炁(気):先天の気(浩然の気)と、後天の炁(気)(呼吸)。
※出定:体外離脱
※5、6か月とかは、人は10カ月で出産に至ることから、10カ月を100%とした場合の見当にすぎない。暦日の5、6カ月ではない。
※不空:空でないこと。
なお柳華陽も出定(体外離脱)には、呼吸停止、脈拍停止が前提であることを認めているので、この前提は、チベット密教と同じ。
【チャクラと七つの身体−260】
◎メンタル体−10
3.道教−2
☆空へのこだわり
(ザ・ジャンプ・アウト314)
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◎柳華陽の体外離脱
チベット密教のゲルク派では、メンタル体と思われる幻身が頭頂から出るにあたり、空の観を成すことを条件の一つと見ている。ところが、中国煉丹道では、空にこだわってはいけないと説く。
『初め、道胎を形成するにあたり、(先天・後天の)呼吸の火によって薫煉し、5〜6か月に及べば二炁(気)は次第に微細になり、8〜9月に至って二炁(気)は完全に定まってくる。ただ神あるを知って炁(気)あるを知らずとなるのである。
この境地において、空の観を成す時、この空にこだわってよいものか?空は断見におちいるものである。そこで空にして不空のごとくとある。
これがまさに<寂>ということであり、<常照>ということである。
一方不空の観をなす時、智恵のみを拠りどころとしてよいか?不空とは長見に陥るものである。そこで不空にして空のごとくとある。これがまさに<照>ということであり、<常寂>である。
こうした大定[深い瞑想]に入り、渾然合一した時、出定すべき情景が眼前に現れてくる。』(慧命経/柳華陽真人/たにぐち書店P131から引用)
※道胎:体外離脱するボディ。メンタル体か。
※二炁(気):先天の気(浩然の気)と、後天の炁(気)(呼吸)。
※出定:体外離脱
※5、6か月とかは、人は10カ月で出産に至ることから、10カ月を100%とした場合の見当にすぎない。暦日の5、6カ月ではない。
※不空:空でないこと。
なお柳華陽も出定(体外離脱)には、呼吸停止、脈拍停止が前提であることを認めているので、この前提は、チベット密教と同じ。
【チャクラと七つの身体−260】
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