◎火力優勢文明=アポロン的文明
この近代西欧文明は、アポロン的文明であり、死を忌避する文明である。死をタブーとする文明とは、闇・無意識の部分を認めまい、闇に出会うまいとしてなんとしてもがんばっちゃう方向性の文明のことである。この文明を出口王仁三郎は火力文明とも呼ぶ。つまり水火で言えば、あまりにも火力優勢になってしまったのである。
『火の系統ばかり処を得顔なる 世は曇るより外に道なし
猛烈なる力をもちて万有を 焼尽するは火の行為なり
火の力のみ活動ける世の中は 乱れ曇りて治まることなし
地の上の百の国々日に月に 禍起るは火のみの世なり』
(霊界物語73巻第一二章 水火の活動)
この水火のアンバランスを冥想により調整する。調整の完成形が、コーザル体であり、伊都能売である。
出口王仁三郎のコーザル体観の全貌を見るには、その和歌で知ることができる。
伊都能売は宇宙全体の調整、世界全体の調整を行うバランサーでもある。
その一方で、伊都能売は一個人たる救世主、予言者としても地上に生きる。今の時代、救世主、予言者は我々無辜の市民の友人として登場するので、「不老不死尽きぬ命」を賜った我々は、一個の伊都能売として生きている以上は、一人一人が冥想により火水の調整を行わねばならない。
以下の和歌は、出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻)から
『やれ五戒やれ十戒とむつかしく人のこころをしばる曲教
釈迦となりキリストとなり木の花の姫とあれます伊都能売の神
(以上二首昭和二年三月)
春来れば花と現れまし秋されば紅葉と照ります伊都能売の神
伊都能売の神の御出ましなかりせば弥生の春の花も咲かまじ
天は裂け地は破るとも伊都能売のいます限りはこころ安けむ
いたづきて枕苦しき真夜中にこころに浮ぶ伊都能売の神
ある時は人とあれまし或るときは曲と化ります伊都能売の神
乱れたる世をたださむと伊都能売の神はみ空ゆ下りたまへり
(以上六首昭和二年四月)
不老不死尽きぬ命を賜ひたるまことの親は伊都能売の神
ひさかたの天王平の奥都城に鎮まりたまふ伊都能売の霊
大宇宙森羅万象ことごとく抱きまもらす伊都能売の神
釈迦孔子や基督となり地の上に現はれませし伊都能売の神
三界の導師となりて地にくだり世人教ふる伊都能売の神
八百萬神は在せども伊都能売のまことの神の御使なりけり
天国に日の神となり霊国に月とかがやく伊都能売の神
(以上七首昭和二年五月)』
(時代全体のアンバランス調整の道程を出口王仁三郎は、伊都能売神諭として残している。)
時代の闇の部分とは、悪の部分もそうなのだろうが、落ちこぼれ、無業者、失業者、貧困者、ギャンブル依存者、薬物依存者、アルコール依存者、うつなどの精神病患者、社会的不適応者、ホームレスなど、強者・勝者優勢原則(火の原理)のもとに切り捨てられた社会的弱者たちの群れのことも指す。こうした人たちの救済(世間の見る目の方を変える)も時代のアンバランス調整の本丸の一つである。
【チャクラと七つの身体−291】
◎コーザル体−9
◎出口王仁三郎のコーザル体−6
(ザ・ジャンプ・アウト345)
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
この近代西欧文明は、アポロン的文明であり、死を忌避する文明である。死をタブーとする文明とは、闇・無意識の部分を認めまい、闇に出会うまいとしてなんとしてもがんばっちゃう方向性の文明のことである。この文明を出口王仁三郎は火力文明とも呼ぶ。つまり水火で言えば、あまりにも火力優勢になってしまったのである。
『火の系統ばかり処を得顔なる 世は曇るより外に道なし
猛烈なる力をもちて万有を 焼尽するは火の行為なり
火の力のみ活動ける世の中は 乱れ曇りて治まることなし
地の上の百の国々日に月に 禍起るは火のみの世なり』
(霊界物語73巻第一二章 水火の活動)
この水火のアンバランスを冥想により調整する。調整の完成形が、コーザル体であり、伊都能売である。
出口王仁三郎のコーザル体観の全貌を見るには、その和歌で知ることができる。
伊都能売は宇宙全体の調整、世界全体の調整を行うバランサーでもある。
その一方で、伊都能売は一個人たる救世主、予言者としても地上に生きる。今の時代、救世主、予言者は我々無辜の市民の友人として登場するので、「不老不死尽きぬ命」を賜った我々は、一個の伊都能売として生きている以上は、一人一人が冥想により火水の調整を行わねばならない。
以下の和歌は、出口王仁三郎全集 第7巻 全8巻(復刻)から
『やれ五戒やれ十戒とむつかしく人のこころをしばる曲教
釈迦となりキリストとなり木の花の姫とあれます伊都能売の神
(以上二首昭和二年三月)
春来れば花と現れまし秋されば紅葉と照ります伊都能売の神
伊都能売の神の御出ましなかりせば弥生の春の花も咲かまじ
天は裂け地は破るとも伊都能売のいます限りはこころ安けむ
いたづきて枕苦しき真夜中にこころに浮ぶ伊都能売の神
ある時は人とあれまし或るときは曲と化ります伊都能売の神
乱れたる世をたださむと伊都能売の神はみ空ゆ下りたまへり
(以上六首昭和二年四月)
不老不死尽きぬ命を賜ひたるまことの親は伊都能売の神
ひさかたの天王平の奥都城に鎮まりたまふ伊都能売の霊
大宇宙森羅万象ことごとく抱きまもらす伊都能売の神
釈迦孔子や基督となり地の上に現はれませし伊都能売の神
三界の導師となりて地にくだり世人教ふる伊都能売の神
八百萬神は在せども伊都能売のまことの神の御使なりけり
天国に日の神となり霊国に月とかがやく伊都能売の神
(以上七首昭和二年五月)』
(時代全体のアンバランス調整の道程を出口王仁三郎は、伊都能売神諭として残している。)
時代の闇の部分とは、悪の部分もそうなのだろうが、落ちこぼれ、無業者、失業者、貧困者、ギャンブル依存者、薬物依存者、アルコール依存者、うつなどの精神病患者、社会的不適応者、ホームレスなど、強者・勝者優勢原則(火の原理)のもとに切り捨てられた社会的弱者たちの群れのことも指す。こうした人たちの救済(世間の見る目の方を変える)も時代のアンバランス調整の本丸の一つである。
【チャクラと七つの身体−291】
◎コーザル体−9
◎出口王仁三郎のコーザル体−6
(ザ・ジャンプ・アウト345)

