Quantcast
Channel: アヴァンギャルド精神世界
Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

改めて大本神諭を読む-1

$
0
0
◎日中、日露、世界大戦

日月神示はマスコミに盛んに取り上げられるのに比較して、大本神諭は、大部なせいか同じ大本系の神諭としては、語られることが少ない。

大本神諭は、内容的にはシンプルで、世の大峠が実現し、その後は神主主義の時代が永劫松代まで続くことを示すことについて繰り返し語る。

ただ内容的には、最初に日中戦争があり、次に日露戦争があり、それから世界大戦が起こるというシナリオを出して来ているので、この予言は既に実現した予言と見てあまり相手にされないというきらいはあると思う。ただ当たったから確実な予言とは見れる。

ところが、大本教事件は2回発生し、大正10年と昭和10年。大本は日本の未来のプロトタイプでり、世界のプロトタイプである。そこで大本事件が2度あったことを考えると、日中戦争、日露戦争、世界大戦という流れはもう一度起きる可能性があると考えるのが自然だろう。

この予言の眼目は、戦争が起こる部分ではなく、水晶御魂の人が集う地上天国たる松の代が到来することだが、それは未だ実現していないことだ。だからこの点においても大本神諭を既に実現済の予言として扱うのは間違いだと思う。

大本神諭冒頭の一部。
唐(から)と日本の戦いがあるぞよ。
この戦は勝ち戦(いくさ)、神が蔭から仕組みが致してあるぞよ。
神が表に現われて、日本へ手柄致さすぞよ。
露国から始まって、もう一戦あるぞよ。
あとは世界の大たたかいで、これから段々判って来るぞよ。

日本は神国、世界を一つに丸めて、一つの王で治めるぞよ。
そこへ成るまでには中々骨が折れるなれど、三千年余りての仕組みであるから、日本の上に立ちて居れる守護人にチット判りかけたら、神が力を付けるから、大丈夫であるぞよ。

世界の大峠を越すのは、神の申すように素直に致して、どんな苦労も致す人民でないと、世界の物事は成就致さんぞよ。』

これを読んで、日本は戦争に最終的に勝つように読めるのだが、実は、日本は先の大戦では一敗地にまみれ、もう一回あっても同じようなことではないか。なぜなら二度の大本教事件では、大本は罪人として幽囚の苦しみを味わったからである。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 3535

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>