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誠の強き国-2

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◎神の畏るべきを知り、誠の心を持って善を行う

出口王仁三郎は、「の強き国」を2か所で使っているが、その二か所目。


惟神の道P171-172から
『神の正道

愈々天からの時節が廻り来て、世界の大戦が近づいた事は、国祖の神示によりても明らかなことである。この大戦は、この世始まってから未だ無い様な激しい大戦ひであるが、天帝は如何なる国に勝を与へ給ふであろうか、必ずや『誠の強き国』へ最後の勝利を給ふのである。

日本は神国、神ある国であるから、神が日本を必ず勝たせ給はむと云ふものもあるが、日本の強いのは、正義が相手の国より優っているからである。だからいくら神国であっても、悪が勝っているようなことがあった場合は、公平無私な天帝は、必ず誠の強い国に勝を与へ給ふのである。

即ち国の強弱は、その国民の行ひの善悪によるのである。国民の行ひ正しき時は、その風俗美(うる)はしく、風俗美はしき時は、一国和合を来す。和合して国民が一致した程強いものはない。風俗紊(みだ)れ、国民の心一致せぬ時は、幾千万の兵ありとて、直ちに破れ亡ぶるものである。

故に兵士や兵器ばかりでは、いざと云ふ場合何の役にも立たぬ。国民の神を篤く信ずる心とその品行の美はしさが国の繁栄を来すのである。神の道を信ぜざる国は遂に亡び、神を信ぜざる家は断滅するのである。

神の畏るべきを知り、誠の心を持って善を行う。一人斯くの如く、一国亦斯くの如くするに於いては、天下泰平にして穏やかなる風、慈しみの雨、時を違えず降りそそぎ、喜びの雪、清涼の気、天地四方に充ちて、目出度きことのみ世界に起こるのである。

而して天に二つの日なきが如く、地にも一つの王者でなければ、断じて治まるものではない。わが日の本の現人神は、この世界の司宰に坐しまして、地上二十億生民の親であらせられる。これは天帝よりのお定めである。

わが国一度戦端を切る時は、神の正道によって進むべきである。かくすれば、如何なる悪魔も恐るる事なし。神は正道を進むものに道づれとなりて守り給ふからである。』

この戦争はいわゆる最終戦争であって、第二次世界大戦のことではない。この戦争の勝者は『誠の強き国』であって、それが日本かどうかわからないが、国民の行ひ正しき国、あるいは、神を篤く信ずる心と品行の美はしさを持つ国のことである。

神の畏るべきを知り、誠の心を持って善を行うというが、神の畏るべきを知るには、まずは一日5分の冥想より始め、神に出会わなければならない。
朝体操したり、ヨーグルトを食べたりするように、神に出会うこと、冥想することが、日本のロハスなブームとなり、伝統となれば、日本が最終戦争の真の勝者となり、天皇陛下が世界の主宰となるだろう。

軍事的に見れば、核ミサイルの一本も持たぬ日本が最終核戦争に勝利することなどあり得ないが、旧約聖書のソドムからのロトの脱出のように、神の道を信ぜざる国は遂に亡び、神を信ぜざる家は断滅するのである。

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