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神政とは

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◎祭政一致の大道

出口王仁三郎の「祭政一致の大道」(国会図書館デジタルアーカイブ)より。
『神政とは、神代における政治の意義であります、故に義は進んで神代の解釈に移らねばならぬのであります。

日本神典及び大本の啓示によれば、神代とは万有万神が各自の大本源を知悉し各自の大本源に基く各自の天職を、完全に成し遂ぐるの世なることを示させ給ふのであります。万有万神が各自の大本源を知悉する事が神代に於ける第一の最要件であります。』
(祭政一致の大道/出口王仁三郎の/天声社P6から引用)

各自の大本源とは、大神のことであり、アートマンのことである。大本源などと古神道らしからぬ用語を出してくることが近代的と言えば近代的。神代とは、構成引全員が大神を知悉する時代。

この文に引き続いて、出口王仁三郎は、万有万神が各自の大本源を知悉しているから、いささかの騒乱も起きず、和気常に満ち、和楽長へに尽きない。また大本源とは、大神であり、ヤソであり、呼び名は様々あるが、その実態は大本源である、とする。

更に万有万神が各自の大本源を知悉しているから、天に二日なく地に二王ないということが全員に了解されるので、ここに天皇の権威を神剣にて示すことになる。これを祭政一致の本義であるとする。

今更ながら、祭政一致の前提は、人類全員が神を知ることであった。

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