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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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救世主再臨のタイミング

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◎近代西欧文明破壊後

出口王仁三郎は、この文明が徹底的に破壊され、ほぼ再建不能になった段階で救世主再臨があると考えているのはないか。

霊界物語64巻は、新時代の宗教のありよう、今後の世界情勢の行く末など、未来への大方針が散りばめられている重要な巻である。この中の一章である大相撲というのは、世界の二大勢力の角逐のことであるが、二大勢力とは、日本とアメリカのことであり、惟神文明と民主外征文明のヘゲモニー争いのこと。第二次世界大戦で日本は一敗地にまみれたが、未曽有の経済発展により世界の強国の地位を占めている。軍事的には日本はアメリカに敵すべくもないが、神秘家の眼から見れば、日本対アメリカの主導権争いはまだ決着を見ていない。

霊界物語では、日本とイスラエルの役割の違いを説明しているが、イスラエルがその目論見どおり、世界統一を進める過程の途中でハルマゲドンの大戦が起こるのではないか。ハルマゲドンの結果は、悲惨なものであり、各国とも現今のスタイルの文明生活は営めなくなるだろう。全面核戦争ともなれば、生産財、消費財生産の国際分業は停止され、食料、原油、石炭、鉄鉱石などの調達ルートも確保できなくなれば、比較的簡単に、各国同時に生活機能が維持できなくなるのではないか。

同時に、当然各国とも継戦能力をほとんど喪失する。こういう状態を出口王仁三郎は、『人間の力つき鼻柱が折れ、手の施す余地がなくなつて』と表現し、そのタイミングで、救世主が再臨する。救世主は、当然日本から出る。

文明的な技術は、ほとんど壊滅するが、通信技術だけは保持され、その後の世界全体が地上天国となる、人口が大減少した時代の世界統合に資する。

こんなところだろうか。

『『救世主は屹度御降臨になつて世界を無事太平に治めて下さる事を私は確信してゐます。然しそれ迄に一つ大峠が出て来るでせう。

ハルマゲドンの戦争は私は今後に勃発するものと思ひます。今日は世界に二大勢力があつて虎視眈々として互に狙ひつつある現状ですから、到底此儘では治まりますまい。

世の立替立直しは今日の人間の力つき鼻柱が折れ、手の施す余地がなくなつてからでなくては開始致しますまい。九分九厘、千騎一騎になつて救世主が降臨なされるのが神様の経綸と存じます』』(霊界物語第64巻上 第15章 大相撲/出口王仁三郎から引用)

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