愛が偽りに終わる時
◎まともな宗教に出会うには 『愛が偽りに終わる時/山﨑浩子/文芸春秋/1994年』は、新体操の全日本選手権で個人総合5連覇を果たした山﨑浩子さんが、統一教会の定めた相手と合同結婚式まで挙げたが、後脱会した話。...
View Article原田雪渓の身心脱落の説明
◎自分とものとがひとつになっている状態を自分で知る 道元の正法眼蔵でも身心脱落についてすっきり説明しているところはない。そこで曹洞宗の原田雪渓禅師の身心脱落の説明。 『ですから、眼耳鼻舌身意の六つの働きを、本当に働きのままにまかせておくことのできる状態というのが、いちばん人として安心であり、平和の状態であります。...
View Article日本の三度のgreat change
◎国産革命と外国勢力による革命 日本の立替立直を考えるには直近三度のgreat changeが参考となる。最初は、信長、秀吉、家康と続く、宗教も含めた立て直しの時代、そして明治維新、三度目は、先の敗戦。...
View Article水晶の世に致す
◎澄み切る準備 水晶の時代、水晶の身魂は、大本神諭だけの専売特許ではないが、改めて、立替え立て直しの意義を見る。 以下の神諭では、 まず文明破壊は、戦争と天災で起こるが、それだけでクリスタル・ピープルになるのではない。曇り切ったスピリットをクリアなものにすることがポイントなのだという。 生き残る三分に入るかどうかがポイントなのではなくて、その精神の澄み切るかどうかが肝心なのだと力説する。...
View Article夫婦は同心同体
◎霊的婚姻 出口王仁三郎は、天国にあっては、夫婦は二人でなく、一体であり一人として数えるという。霊界物語第47巻では、天国の様子を詳述するのだが、地上天国になろうとする時代にそれを心得ておくことも意味があることだろう。...
View Articleすみきり
◎形も見えず声もなき 「すみきり」とは、霊界物語中の重要なキーワードの一つ。「すみきり」とは、もともとは古神道のニルヴァーナたる天御中主神の形容詞、枕詞である。(澄み切る) 隠身而(すみきりて) 形も見えず声もなき まことの神は御中主なり (霊界物語第三巻余白歌) 独神成而(すになりて)隠身居(すみきりゐ)たる 月日神(いきがみ)は...
View Articleすみきり-2
◎◎(ス)の水火(いき)たる言霊 宇宙の始めに何もなかった大虚空において、宇宙の根源である◎(ス)の水火(いき)たる言霊が、すみきり澄みきらいつつ鳴り鳴りて鳴り止まない。 このスの生言霊(いくことたま)が、次々に以下のものを生んでいく。 すなわち、神、宇宙、大宇宙の主宰たる日本国、天の主宰たる天照皇大神。...
View Articleマインドフルネスの課題
◎冥想大国に向かうアメリカの芽 マインドフルネスで行われているのは、宗派のない冥想だが、効果を期待している冥想。効果とは、慈悲の心とか、平静とか、ストレスの軽減とか、新たなアイディア、集中力増進、癒しなどだが、効果を求めるというところが邪道ではある。...
View Article火の洗礼、水の洗礼
◎起こることは起こる ヨハネは水で洗礼し、イエスは火で洗礼した。 水の洗礼とは、道義的、物質的、肉体的、現在的な救済のことである。風災、水災、火災の大三災や、飢病戦(飢餓、病気(パンデミック、バイオテロ、生物化学兵器)、経済戦、思想戦、物理的戦争、通常戦争、核戦争)などは、物質的、肉体的被害を生じ、しかる後に復興し得るので、これらは、水の洗礼である。...
View Article千年王国の始まり
◎三人世の元 イエスのグループも貧しい12人とイエスのグループで始まった。出口王仁三郎は、よく『三人世の元』と言い、時代を革新するような大事業も3人で始まるものだと見ている。 大本教は、出口ナオと出口王仁三郎の二人で始めたので、『三人世の元』とは、明治から昭和の時代のことを言っているわけではない。 以下は、出口ナオと出口王仁三郎の出会いの頃の貧しさのこと。...
View Articleロハス国家だった日本
◎肉食禁止の風潮 675年、天武天皇は仏教の立場から落とし穴や飛び出す槍を使った狩猟を禁じた。また、4月から9月の間、牛、馬、犬、サル、鶏を食することが禁止されたが、鹿と猪は禁じられていなかった。 平安時代には陰陽道が盛んになったこともあり、獣肉食の禁忌は強まり、代わって鳥や魚肉が食されるようになった。...
View Article天津罪と国津罪-1
◎天津罪 天津罪と国津罪とは、原罪のことである。出口王仁三郎の天津罪の定義。 『天津罪 天然自然に賊与せられたる水力、火力、電磁力、地物、砿物、山物、動植物等の利用開発を怠る罪をいふ。前にも言へる如く、いはゆる積んで置く罪、包んで置く罪也。...
View Article天津罪と国津罪-2
◎国津罪 さらに出口王仁三郎の国津罪の定義。国津罪とは、天賦の国の徳、人の徳を傷つくる罪を指す。 己が母犯せる罪、己が子犯せる罪など字面は倫理道徳的に問題のある言葉が並ぶが、実質は、祖先、祖神に対してその本来の権能を無視したり、リスペクトせぬことや、自分の子孫の権能を無視し、食い物にしたり、虐待、酷使すること。...
View Articleメルジーネ
◎血液とアストラル体 『メルジーネは、フランスの民間伝承に伝わる半獣半人の生き物で、魚の尾あるいは蛇の尾をもっている。 地電流に関係づけられ、地電流のあるところは生命が活発になり、そこの大地が豊穣となる。 蛇は地中の宝である鉱物の番人で、鉱脈の守り神である。 パラケルススでは、メルジーネは、血液中に住む魂の力と言われ、植物的魂であるとされる。』...
View Article悪いことをしなくなる
◎なんでもみな自分の中に在る 本山博の主著は、「密教ヨーガ」と「チャクラの覚醒と解脱」。彼は今生だけの修行者ではなく、何回もの過去世において修行を積んできており、ニルヴァーナにも到達している。...
View Articleサハスラーラの目覚めもいろいろ
◎サハスラーラから自分の外に出る サハスラーラから自分の外に出るとは、メンタル体で出ることを指し、アストラル・プロジェクション、アストラル・トリップのことではなく、ここは本山博も厳しく峻別している。 短文でスラっと書いているが、とても重要なポイントである。 肉体以下メンタル体まで四つのボディがあり、それぞれにサハスラーラ・チャクラがある。メンタル体のことを本山博はカラーナと呼んでいるようだ。...
View Article文明破壊から再生へ
◎小人口と千年王国 文明が破壊されるということは生活インフラが崩壊するということ。これは東日本大震災で被害のひどかった地域でも起きたし、今年の熊本地震でも起きた。電話、電気、ガス、水道がダメになり、食料やガソリンなどが不足するというのは、皆経験した。...
View Articleドクニンジン
◎日本の山野の自然毒たち ソクラテスは、死刑執行官にドクニンジンの量を減らして致死量以下にしてくれるように頼んで見たが、死刑執行官は必要な量をすりつぶしたのだとして、譲らなかった。こうして致死量のドクニンジンのジュースをソクラテスはあおり、四肢が毒で麻痺していく様を自分で「どこまで感覚がなくなった」などと、自分の死刑執行を自分でコメンテーターしながら死んで行った。...
View Articleトートの聖室
◎冥想による文明の最先端 ダンテス・ダイジの因縁の深いアトランティスの聖王トースあるいは、トート。クフ王のピラミッド内にそのトートの聖室があるという。 『一方フレマスは、大ピラミッドにまつわる「トートの聖室」の位置を突き止めようとしていた。それはベルリン博物館に保管されている「ウエストカー・パピルス」に出てくる話で、その起源は第5王朝にまで遡るという。...
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