タイ米を食べた頃
◎冷夏雑感 毎年7月23日前後は、梅雨空が突然終わって盛夏に突入するものだから、体調を崩しやすい時期である。今年は梅雨が明けずに、冷夏が続いている。こういう夏は珍しい。 冷夏過ぎて小学校ではプールが開かれず、米の作が悪くタイから米を緊急輸入したは良いが、あまりの味のまずさに驚いたのは1993年のことと、もう23年も前のことになる。...
View Article新種の殺人マシーン
◎脳にも心にもファイア・ウォールがない 1950年代から米国、ソ連をはじめとする各国は人間の心身の健康に及ぼす最新兵器の研究に明け暮れていたという。...
View Article脳波操作
◎情緒操作、行動操作 冥想と脳でいえば、冥想中にはアルファ波が増えることが知られている。ちなみに脳波の周波数による分類は以下である。脳波は全体として1~14Hzの周波数の中に収まる。 δ波 デルタ波 1-3Hz θ波 シータ波 4-7Hz α波 アルファ波 8-13Hz β波 ベータ波 14-Hz...
View Articleファティマの感覚と情動の操作
◎マインド・コントロール技術の進展 1917年ポルトガルの一寒村ファティマに聖母マリアが出現し、空中に強烈な閃光がきらめいて、光の中心に、小さな美しい貴婦人が出現したり、ブーンという蜂の羽音のようなものが聞こえたり、目撃者全員が爆発音を聞き、小さな雲がヒイラギの木のそばから昇って行くのを目にしたりした。...
View Article審神なき世界
◎チャネリングという修行形態の評価 この時代は、人間が悪意を持つということに寛容であり、無感覚な時代である。審神とは憑依あるいは降臨した神がまず善神か悪神かを決めること。巷間では、「霊界では高位」の人物だと自称する人がしばしばあるが、その人の居る霊界が善なる霊界とは限らず、地獄的霊界であることはままある。 それを見分ける技術が審神(さにわ)である。 出口王仁三郎の審神論(霊界物語から)。...
View Articleドン・ボスコの生活を変える7か条
◎地上天国、千年王国の入り口 ドン・ボスコは、19世紀イタリアのカトリック神父。ナポレオン後の政治的不安定の時代に、当時産業革命の影響で、イタリアでは、職のない若者が街で数々の悪事を行うことが多かった。リオ・デ・ジャネイロの治安が悪いというのは、もともと若者の失業、無業が多いということで、この不景気の日本も程度の差はあれ、状況は似たりよったりである。...
View Articleロバート・モンローの聴覚とサブリミナル研究
◎両耳性うなり モンロー研究所のロバート・モンロー博士といえば,ヘミシンクの始祖であるが、かの博士は例の電子洗脳/ニック・ベギーチ/成甲書房の書に登場する。 この本では、ロバート・モンロー博士の研究として、いくつか挙げているが、両耳性うなりにも言及している。...
View Article大本神諭での千年王国
◎東京は元の薄野(すすきの)に成る 大本神諭では、みろくの世、つまり千年王国について天皇の位置づけについて特有の位置づけがある。 以下の神諭では、天皇について綾部に仕組みがあって、天皇、天下をリメイクするみたいなことを書いている。文字通り読めば、綾部天皇みたいなのを立てて新政権を樹立するように読めるが、これについては、大本事件の裁判で否定している。...
View Article錬金術の求道者ニュートン
◎一生をかけて禁じられた修行に挑む アイザック・ニュートンは、何はさておき錬金術を最優先に、一生をかけて研究し続けた。全蔵書の十分の一が錬金術関係であり、錬金術の合間に公務をこなしていた。 彼の助手のハンフリー・ニュートンの主たる仕事の一つは火を焚く炉の番だった。...
View Article肉体と精神
◎日常からの切り替え 肉体と精神は一体である。 ウィルヘルム・ライヒは、神経症患者は自分のいやらしい性衝動を抑圧するため、骨盤付近の筋肉を委縮させ、やがて性欲解放がほとんどできなくなると見た。...
View Articleアストラル体の「今」「ここ」
◎体外離脱の世界観の現界 医師であり超心理学者のサー・オークランド・ゲッディーのレポートから。体外離脱にさいし、起こったことについて気が付いていた人の報告。...
View Article出口王仁三郎の三大秘密
◎世の中は怪しいことが多い 雑誌神霊界の大正10年1月号に「回顧録 高熊山」というのがあって、出口王仁三郎の入山に際しての遺書のようなものが置いてあった。 その経緯は、 『改過の念は一時に 心機忽(たちまち)一転再転、ついには感覚の蕩尽、意念の断滅。 翌朝になって王仁の姿が見えぬ、家族は大心配 不図(ふと)床の壁を見ると筆太に 大本大神 然も王仁の筆跡 机の引出には羽化登仙の遺書一通...
View Articleアヴィラのテレサの白い蝶
◎喜んで命をさしだす アヴィラのテレサは、自分のことを、やがて死にゆく白い蝶に例えて語る。 修行中の蝶は、主をたたえたい望みに燃え、喜んで身を粉にし、主のためには何度でも死にたいと思っている自分を発見する。 そして、テレサは、芋虫の中から蝶が出てくるのを見て、...
View Articleリオ・デ・ジャネイロ五輪開会式
◎オリンピックの風水 ブラジルの飛行機のパイオニア、サントス・デュモンの軽飛行機が、マラカナン・サッカー場の中央から天空に飛び立った。あの複葉機みたいなのは、サントス・デュモン空港に着陸したのだろうか。...
View Article自分探しと感情
◎感情を病む 肉体では、酸素を吸って、二酸化炭素を呼く。エーテル体では、気・プラーナを呼吸する。アストラル体では、感情を呼吸する。感情はアストラル体のマターである。 感情は、自意識全体における大きなパートであり、自己表現は、感情を表現するということでもある。...
View Article神と悪魔、天国と地獄
◎忌避と融和 朝四時半の外気温が29度と冷房のない人にはきつい一晩となった。台風の影響であるフェーン現象の影響もあるとはいえ、日常生活に対し地球温暖化は無視できない趨勢となっている。 ハード・ロックと言えば、ローリング・ストーンズの昔から悪魔主義的なシンボルや、コスチュームや歌詞、パフォーマンスを用いてきたものだ。最近のBaby Metalも全く悪魔主義的デザイン。...
View Articleまはさてあらん
◎親鸞の悟りの維持 まはさてあらんとは、まあそんなものだろう。 親鸞聖人五九歳の4月、高熱にうなされて4日も寝込んでいた。その明け方に、苦しい息の中で聖人は「まはさてあらん(まあ、そんなものだろう)。」とつぶやいた。 傍らにいた恵信尼公が、うわごとですかと聞いた。...
View Article気持ちのこもっていない言葉
◎妬みなき挨拶・礼儀 盤珪禅師在世の時、姫路に一人の盲人がいた。他人の声を聞いてその心事をさとる天才を持っていた。 その盲人がいつも言うには、「お祝いの言葉には必ず愁いのバイブレーションがあり、哀しみをいたむ言葉には必ず喜びの響きがある(賀辞には必ず愁声あり。弔辞には必ず歓声あり)。...
View Article機心
◎便利は危険 機心は、荘子外篇の天地第十二に出てくる。 機械を使うと必ず機械に頼る仕事が増える。そうすると機会の便利さに慣れ、人間は注意を常に外に向け、本質ではない利害得失、メリット・デメリットばかり追うようになる。これが機心。...
View Articleフィリス・アトウォーターの時の裂け目
◎客観的、主観的双方の時間と空間が溶け込む場所 以下は、フィリス・アトウォーターの時の裂け目みたいな体験だが、それが単なる無数の霊界、無数の宇宙の一つなのかは議論のあるところである。 『すぐさま私は、私が後に<無>と呼ぶようになっていたものの中に引きこまれていった。...
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