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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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大本神諭での千年王国

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◎東京は元の薄野(すすきの)に成る

大本神諭では、みろくの世、つまり千年王国について天皇の位置づけについて特有の位置づけがある。

以下の神諭では、天皇について綾部に仕組みがあって、天皇、天下をリメイクするみたいなことを書いている。文字通り読めば、綾部天皇みたいなのを立てて新政権を樹立するように読めるが、これについては、大本事件の裁判で否定している。

ポイントは、綾部が中心となるということを、上流階層、下層階層とも神を知る、「いまここ」を生きることをシンボリックに「綾部」と表現していること。

天下万民が神を知る時代には、神が、天皇も政権も樹立し、千年王国をスタートさせるというのが、「天子、天下を拵へて、元の昔に返す」ということ。この時代の前には外国からの侵略があって、後東京は元の薄野(すすきの)に成るようなことあるらしい。

100年以上も前の予言ではあるが、予言には変わらぬメイン・シナリオと変わりやすいサブなエピソードがある。これはどちらだろうか。


明治二十五年旧正月の大本神諭から。伏字については、「出口王仁三郎/松本健一/リブロポートP62」から当てた。

『神となれば、スミズミまでも気を付けるが神の役。上ばかり好くても行けぬ、上下揃はねば世は治まらんぞよ。洋服では治まらん、上下揃へて人民を安心させて、末代潰れぬ神国の世に致すぞよ。用意を為されよ。脚下から鳥がたつぞよ。
それが日本をねらふて居る国鳥(盗りの当て字)であるぞよ。

○○○(天子=伏字)までも自由に致して、神は残念なぞよ。日本の人民、盲目聾者ばかり、神が見て居れば、井戸の端に、茶碗を置いた如く、危ふて見て居れんぞよ。外国人よ、今に艮の金神が、返報返しを致すぞよ。

根に葉の出るは虎耳草(ゆきのした)、上も下も花咲かねば、此世は治まらぬ。上ばかり好くても行けぬ世。下ばかり宜くても此世は治まらぬぞよ。
てん○○(しは=天子は=伏字)綾部に仕組が致してあるぞよ。○○○、○○○(天子、天下=伏字)を拵へて、元の昔に返すぞよ。洋服を着てウロツク様な事では、日本の国は治まらんぞよ。国会開きは、人民が何時までかかりても開けんぞよ。神が開かな、ひらけんぞよ。開いて見せう。

東京は元の薄野(すすきの)に成るぞよ。永久(ながう)は続かんぞよ。東の国は一晴れの後は暗がり。これに気の付く人民はないぞよ。神は急けるぞよ。

此世の鬼を往生さして、地震雷火の雨降らして、○○○ねば、世界は神国にならんから、昔の大本からの神の仕組が、成就致す時節が廻りて来たから、苦労はあれど、バタバタと埒を付けるぞよ。判りた守護神は、一人なりと早く大本へ出て参りて、神国の御用を致して下されよ。』

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