◎オリンピックの風水
ブラジルの飛行機のパイオニア、サントス・デュモンの軽飛行機が、マラカナン・サッカー場の中央から天空に飛び立った。あの複葉機みたいなのは、サントス・デュモン空港に着陸したのだろうか。
そしてリオ市内12のサンバ・チームがそれぞれ統一された衣装を着て登場し、リオ・デ・ジャネイロ五輪開会式会場は、即席のサンボドローモ(サンバ・カーニバル会場)と化し、世界にサンバの極く楽しげなリズムが伝わった。カルナバルは、2、3月であって、夏の風物詩なのだが、真冬に見られて、出演者も観客も皆、今頃サトウキビ焼酎のライム割りたるカイピリーニャを片手に酔い、踊り明かしている頃だろう。
これが、リオの持つ、珍(うず)のリズム、開放された楽しさ、明るさ、愉快のメロディ。オリンピックなくしては、ここまで世界に伝わることはなかったろう。
話題になっていた聖火の最終走者は、北京五輪のマラソンで、首位を快走しながら、アイルランド国籍の暴漢に抱きつかれて妨害され3位に終わった、バンデルレイ・デ・リマさんだった。これは、魔除けだなと思った。
リオ・デ・ジャネイロ五輪の成功を祈念して、風水マテリアルを配したなと思う。
ブラジルは、お金は持っていない人が多い。でも食べるものは豊富だし、働かなくても基本なんとかなるところがある(都市部で食料品店を襲う暴動はないことはないが・・)。そうなれば、人生は楽しむだけよとばかりに、愛し、酔い、ボサノバを歌い、サンバで踊りあかす。
豊かな国ブラジルの中でもリオは特に素晴らしい、地気を持つ。空港に降り立っただけでも、その楽し気なバイブレーションを体感する数少ない街だからである。
こうした恵まれたブラジルだからこそ、誇り高くない。肩の力が抜けている。だから1950年7月にマラカナン・スタジアムで行われた第一回サッカーワールドカップ決勝でウルグアイに1-2で敗退した悲劇(マラカナンの悲劇)が起こっちゃったりする。
肝心な勝負所で敗れるのはイギリスと似ているが、その原因は、ブラジルとイギリスでは真逆。ブラジルは恵まれ過ぎているのだ。ブラジルでは山川草木、禽獣虫けら雑草に至るまで皆元気なのだ。
そうした国で、神に妬まれない配慮をこのオリンピック開会式で見せ、且つ完成に向かうモーメンタムその両方を備えたバンデルレイ・デ・リマ氏を最終聖火ランナーに据えたブラジルには、わかっているスピリチュアリストがいると見えた。
ブラジルの飛行機のパイオニア、サントス・デュモンの軽飛行機が、マラカナン・サッカー場の中央から天空に飛び立った。あの複葉機みたいなのは、サントス・デュモン空港に着陸したのだろうか。
そしてリオ市内12のサンバ・チームがそれぞれ統一された衣装を着て登場し、リオ・デ・ジャネイロ五輪開会式会場は、即席のサンボドローモ(サンバ・カーニバル会場)と化し、世界にサンバの極く楽しげなリズムが伝わった。カルナバルは、2、3月であって、夏の風物詩なのだが、真冬に見られて、出演者も観客も皆、今頃サトウキビ焼酎のライム割りたるカイピリーニャを片手に酔い、踊り明かしている頃だろう。
これが、リオの持つ、珍(うず)のリズム、開放された楽しさ、明るさ、愉快のメロディ。オリンピックなくしては、ここまで世界に伝わることはなかったろう。
話題になっていた聖火の最終走者は、北京五輪のマラソンで、首位を快走しながら、アイルランド国籍の暴漢に抱きつかれて妨害され3位に終わった、バンデルレイ・デ・リマさんだった。これは、魔除けだなと思った。
リオ・デ・ジャネイロ五輪の成功を祈念して、風水マテリアルを配したなと思う。
ブラジルは、お金は持っていない人が多い。でも食べるものは豊富だし、働かなくても基本なんとかなるところがある(都市部で食料品店を襲う暴動はないことはないが・・)。そうなれば、人生は楽しむだけよとばかりに、愛し、酔い、ボサノバを歌い、サンバで踊りあかす。
豊かな国ブラジルの中でもリオは特に素晴らしい、地気を持つ。空港に降り立っただけでも、その楽し気なバイブレーションを体感する数少ない街だからである。
こうした恵まれたブラジルだからこそ、誇り高くない。肩の力が抜けている。だから1950年7月にマラカナン・スタジアムで行われた第一回サッカーワールドカップ決勝でウルグアイに1-2で敗退した悲劇(マラカナンの悲劇)が起こっちゃったりする。
肝心な勝負所で敗れるのはイギリスと似ているが、その原因は、ブラジルとイギリスでは真逆。ブラジルは恵まれ過ぎているのだ。ブラジルでは山川草木、禽獣虫けら雑草に至るまで皆元気なのだ。
そうした国で、神に妬まれない配慮をこのオリンピック開会式で見せ、且つ完成に向かうモーメンタムその両方を備えたバンデルレイ・デ・リマ氏を最終聖火ランナーに据えたブラジルには、わかっているスピリチュアリストがいると見えた。