◎形も見えず声もなき
「すみきり」とは、霊界物語中の重要なキーワードの一つ。「すみきり」とは、もともとは古神道のニルヴァーナたる天御中主神の形容詞、枕詞である。(澄み切る)
隠身而(すみきりて) 形も見えず声もなき
まことの神は御中主なり
(霊界物語第三巻余白歌)
独神成而(すになりて)隠身居(すみきりゐ)たる 月日神(いきがみ)は
国常立(くにとこたち)と豊雲野(とよくもぬ)の神
(霊界物語第六巻余白歌)
国常立尊は、国祖であり、艮の金神のこと。神代七代の一代目。退隠させられて世の混乱のもととなる。神政発揚直の御魂を機関とする。
豊雲野尊は、神代七代の二代目。神息統合の御魂を機関とする。口腔口唇、口蓋等の発音の根本機関は豊雲野神(霊界物語第六巻第二八章)。国常立尊と同様に退隠させられて世の混乱のもととなる。
この二神が退隠させられたとは、ほとんどの人間が神知らぬ時代、ほとんどの人間が神とコンタクトしない時代になったということ。
久方の空に雲なくスの水火は
澄み切り澄みきらひて神国を照す
大太陽は宇宙のあらむ限りまで
稜威を伊照し給ひて日々に栄行く
神国のこの瑞祥ぞ畏けれ
(霊界物語第73巻第一〇章)
これはいわゆる永久不滅のイデアの世界を歌ったものであり、盛者必滅、毀誉褒貶のこの世や霊界のことを歌ったものではない。すみきりとはこうした根源のこと。
すみきりの現われは、次のところで感じ取ることがでる。
すみきりし朝の太陽(おほひ)は大空に
真如の光 投げてかがやく
(霊界物語第64巻余白歌)
すみきりて清くかしこき 天界に 千万(ちよろづ)の神 生れましけり
(霊界物語第73巻余白歌)
「すみきり」とは、霊界物語中の重要なキーワードの一つ。「すみきり」とは、もともとは古神道のニルヴァーナたる天御中主神の形容詞、枕詞である。(澄み切る)
隠身而(すみきりて) 形も見えず声もなき
まことの神は御中主なり
(霊界物語第三巻余白歌)
独神成而(すになりて)隠身居(すみきりゐ)たる 月日神(いきがみ)は
国常立(くにとこたち)と豊雲野(とよくもぬ)の神
(霊界物語第六巻余白歌)
国常立尊は、国祖であり、艮の金神のこと。神代七代の一代目。退隠させられて世の混乱のもととなる。神政発揚直の御魂を機関とする。
豊雲野尊は、神代七代の二代目。神息統合の御魂を機関とする。口腔口唇、口蓋等の発音の根本機関は豊雲野神(霊界物語第六巻第二八章)。国常立尊と同様に退隠させられて世の混乱のもととなる。
この二神が退隠させられたとは、ほとんどの人間が神知らぬ時代、ほとんどの人間が神とコンタクトしない時代になったということ。
久方の空に雲なくスの水火は
澄み切り澄みきらひて神国を照す
大太陽は宇宙のあらむ限りまで
稜威を伊照し給ひて日々に栄行く
神国のこの瑞祥ぞ畏けれ
(霊界物語第73巻第一〇章)
これはいわゆる永久不滅のイデアの世界を歌ったものであり、盛者必滅、毀誉褒貶のこの世や霊界のことを歌ったものではない。すみきりとはこうした根源のこと。
すみきりの現われは、次のところで感じ取ることがでる。
すみきりし朝の太陽(おほひ)は大空に
真如の光 投げてかがやく
(霊界物語第64巻余白歌)
すみきりて清くかしこき 天界に 千万(ちよろづ)の神 生れましけり
(霊界物語第73巻余白歌)