◎働きながら世を避ける
前漢の武帝側近の東方朔は、その相談相手。周囲からその才知に比して官位が低いことを批判されても、「天下に災害がなければ聖人がいたとしてもその才を施すところがない。上下が和同していれば、賢者がいたとしても功を立てるところはない」という古諺を引いて、戦国時代と平和な漢代は違うこと、自分が学を修め道を行うのは出世のためではない、と朝廷の中にいて世を避けたと自認していた。
BC110年7月7日夜10時頃、武帝のところに西王母が来訪。西王母は侍女に命じて、7つ桃を持ってきて、3つを自分で食べ、4つを武帝に与えた。
西王母は物陰から覗いていた東方朔を見とがめて、「この人は桃を3つも盗んで食べたいたずらっ子だ」と云った。こんなわけで、史記では、東方朔は、滑稽列伝に入れられており、トリックスターとして評価されていた。
七つの身体でいえば、武帝は四つとは、肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体の個別性を残す4ボディ。コーザル体は、最後の個別性で、アートマン、ニルヴァーナの3ボディの3つの桃を西王母が食したと読む。
東方朔は下から3つを食べたのだろう。
前漢の武帝側近の東方朔は、その相談相手。周囲からその才知に比して官位が低いことを批判されても、「天下に災害がなければ聖人がいたとしてもその才を施すところがない。上下が和同していれば、賢者がいたとしても功を立てるところはない」という古諺を引いて、戦国時代と平和な漢代は違うこと、自分が学を修め道を行うのは出世のためではない、と朝廷の中にいて世を避けたと自認していた。
BC110年7月7日夜10時頃、武帝のところに西王母が来訪。西王母は侍女に命じて、7つ桃を持ってきて、3つを自分で食べ、4つを武帝に与えた。
西王母は物陰から覗いていた東方朔を見とがめて、「この人は桃を3つも盗んで食べたいたずらっ子だ」と云った。こんなわけで、史記では、東方朔は、滑稽列伝に入れられており、トリックスターとして評価されていた。
七つの身体でいえば、武帝は四つとは、肉体、エーテル体、アストラル体、メンタル体の個別性を残す4ボディ。コーザル体は、最後の個別性で、アートマン、ニルヴァーナの3ボディの3つの桃を西王母が食したと読む。
東方朔は下から3つを食べたのだろう。