◎核拡散してきた世界
アメリカは、モンロー主義を捨てる捨てないの議論のある頃から、孤立主義とグローバリズムの2勢力がヘゲモニーを争ってきた。
アメリカのグローバリズムの展開は、フィリピン侵略(米比戦争)や、日本の強制開国で萌芽が見られたが、第一次世界大戦に参戦してから、中立を放棄し、第二次世界大戦でも参戦し、産軍複合体がフル稼働した。
要するにアメリカは第一次世界大戦以降は産軍複合体が外征国家と称されるグローバリズムを支えてきた。
第二次世界大戦以降は、朝鮮戦争、ベトナム戦争、ユーゴ、アフガニスタン、湾岸戦争など地域戦争に参加し続け、冷戦終結以降も産軍複合体の活躍の場を求め続けてきた。
そうして今。核搭載ICBMは迎撃できないことが世間に明らかになり、ゆえに核先制使用が平然と言われ、また核保有国が増えたことから、通常兵器の弱体な国は核を持とうとし、それの典型が北朝鮮であり、核拡散は各国のレトリックとは逆に現実のものとなっている。
その結果核による交戦主体の戦争が次は現実のものとなろうとしている。
核による交戦は、インフラ破壊に加え、大量虐殺を伴い、地域、小国は壊滅する。
こうして実質的に核抑止力のないことが明らかになった時代にトランプが大統領として登場した。
彼の持論の日韓の核武装化はともかく、核保有国を更に増やすことに遠慮はないのだろう。
また核を先制使用することに躊躇が少ないのは、常識的には小国ではなく、一度打撃を受けたのち反撃できる核大国だろう。
こうして世界全面核戦争の土壌が整っていくことに懸念を感じるのである。
世界はここから、どう世界各国一律の武装解除に進んでいけるのだろうか。
アメリカは、モンロー主義を捨てる捨てないの議論のある頃から、孤立主義とグローバリズムの2勢力がヘゲモニーを争ってきた。
アメリカのグローバリズムの展開は、フィリピン侵略(米比戦争)や、日本の強制開国で萌芽が見られたが、第一次世界大戦に参戦してから、中立を放棄し、第二次世界大戦でも参戦し、産軍複合体がフル稼働した。
要するにアメリカは第一次世界大戦以降は産軍複合体が外征国家と称されるグローバリズムを支えてきた。
第二次世界大戦以降は、朝鮮戦争、ベトナム戦争、ユーゴ、アフガニスタン、湾岸戦争など地域戦争に参加し続け、冷戦終結以降も産軍複合体の活躍の場を求め続けてきた。
そうして今。核搭載ICBMは迎撃できないことが世間に明らかになり、ゆえに核先制使用が平然と言われ、また核保有国が増えたことから、通常兵器の弱体な国は核を持とうとし、それの典型が北朝鮮であり、核拡散は各国のレトリックとは逆に現実のものとなっている。
その結果核による交戦主体の戦争が次は現実のものとなろうとしている。
核による交戦は、インフラ破壊に加え、大量虐殺を伴い、地域、小国は壊滅する。
こうして実質的に核抑止力のないことが明らかになった時代にトランプが大統領として登場した。
彼の持論の日韓の核武装化はともかく、核保有国を更に増やすことに遠慮はないのだろう。
また核を先制使用することに躊躇が少ないのは、常識的には小国ではなく、一度打撃を受けたのち反撃できる核大国だろう。
こうして世界全面核戦争の土壌が整っていくことに懸念を感じるのである。
世界はここから、どう世界各国一律の武装解除に進んでいけるのだろうか。