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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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霊がかりの堂々めぐり

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◎わかってる人は他人の悪霊払いはしない

さてある日、イエスは、おしの人の悪霊を追い出して、おしがものを言うようになった。人々が驚いて、このことについて、あれこれ言っているが、イエスが説明するには、
『汚れた霊が人から出ると、休み場を求めて水の無い所を歩きまわるが、見つからないので、出てきた元の家に帰ろうと言って、帰って見ると、その家はそうじがしてある上、飾りつけがしてあった。そこでまた出て行って、自分以上に悪い他の七つの霊を引き連れてきて中にはいり、そこに住み込む。そうすると、その人の後の状態は初めよりももっと悪くなるのである」。』
(ルカによる福音書11章24~26)

イエスは、状態の悪い人について悪霊払いすることは、この福音書に書いてあるように、ろくな結果にならないから、ニネベの人々がヨナの宣教により悔い改めたようにその場に居合わせた人たちに悔い改めることを期待している。

クリシュナムルティがある婦人にエクソシストしたことがあるが、クリシュナムルティの姿勢も一貫してこのイエスの姿勢と同じようなものであった。

さらにイエスは、パリサイ人に食事に招かれた席で、わざと杯や盆の外側を清めずに「内側にあるものをきよめなさい。」とパリサイ人を諭した。このように、緊急対策として、外から聖なるパワーで邪悪なもの汚れたものを払ってもらっても、それはあくまで当座の臨時の対策でしかなく、その人の内面が変わらなければ、何度でも同じ状態になることを語っている。

それが証拠に、OSHOバグワンもクリシュナムルティもほとんど悪霊払いみたいなことはやっていない。出口王仁三郎もたまにしかやっていない。

自分が悔い改めるのは、自分でしかできないが、そういう時代に来ている。




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