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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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ヨナの徴(しるし)

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◎ヨナは三日三晩、大魚の腹の中に在った

古来より占星術の好きな人はいるものだ。今は雑誌やネットやテレビの十二星座占文を読む人が多いが、なんといっても空を見上げ自分で星を見るに如くはない。

イエスの時代もパリサイ人とサドカイ人がやってきて、イエスに天空中に奇瑞を示してくれと言ってきたが、イエスは、「あなた方は天候の予測を空を見ていつもやっているのに、時代の兆しを見分けることはできないのか」と云い、

さらに、「邪悪にして不義である時代の人々は目に見える兆候を求めるものだが、ヨナの徴(しるし)の他は与えられるまい」と語った。(新約聖書のマタイ伝冒頭から)

ヨナの徴(しるし)とは、マタイ伝12章40節に「ヨナが三日三夜、大魚の腹の中に在ったように、人の子も三日三夜、地の中に在るべきである。」とあり、イエスが磔刑の死からアストラル体での復活が三日三晩であることを予言したことというのが一般的な解釈である。

だが、ここは、ヨナの徴(しるし)とは全人類に向けたものであるから、イエスだけの三日三晩72時間での復活のことではなく、それが全人類にかかるものであると見るのが素直だろうと思う。エリファス・レヴィは、ヨナを最後の審判のところに充てている。

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