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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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長い周期での気候変動

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◎冷涼な夏

今年の5月から6月にかけては例年より涼しい。いつもならゴールデン・ウイーク明けからは、30度を上回る日が相次ぐのだが、今年は30度を超えた日は2、3日くらいしかないのではないか。

また30度近く行った日でも夜には肌寒いと思われるほど気温が下がることが多い。

調べてみるとニューファンドランドの地氷が増えているというし、太陽活動の不活発化に伴い冬には黒点が少ない時期がしばらく続いた。
※Sunspot Index and Long-term Solar Observationsのサイト
http://sidc.oma.be/silso/

同様に黒点の少なかった2009年の水準に近づいている。

地球は長期的には温暖化であって、この文明は、多くの都市が海水面の上昇によって喪失し、巨額の社会投資がそれによって失われたことを嘆くシーンはあるのだろうと思う。

三島由紀夫の幻想小説で、水没した新宿の高層ビル街を手漕ぎボートで進むシーンがあるが、そういうのが現実化するのだろう。

ただし、それは一本道でそうなるのではなく、冷涼化による農作物の不作と世界的食糧不足、特に日本は食糧自給率が低いので、それこそゴルフ場に芋を植えてしのぐ時期もある(ダンテス・ダイジ)のだろうと思う。

いわゆる極ジャンプなどもどこかのタイミングであるのだろうし、それは世界的文明破壊と相前後するのかもしれない。

ダンテス・ダイジには、コカ・コーラ型の爆弾が空に撃ちあがって、それが地上に火の雨を降らせるという予言があるのだが、それを打ち上げた国は、自国だけは文明破壊を免れると踏んで打ち上げるのだろうが、その結果は全世界の文明の利器がほとんど壊滅するという惨憺たる状況になるのだろう。

それ以後の都市人口は、出口王仁三郎の見立てではせいぜい10万人(山陰山陽合わせても数個)、老子の小国寡民のイメージは、至福千年=みろくの世の時代のことだった。それにしても人口は大幅に減る。

だが、自分が生き残るかどうかは自分の知ったことではない。

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