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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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身近な毒草

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◎一線を越えた地球温暖化

東京近郊の宿泊施設には、ロハスな食事を提供する宿があって、その責任者が出てきて、宿の周りの植物を、手に取って、これは食べられる、これは毒、これは食べられるなどと語っているシーンをテレビで見かけた。

これだけ、食品添加物、保存料の入ったドリンクや食材を食べたり飲んだりしている我らは、ロハスな食材と聞くとそれだけで舞い上がってしまいがちだが、実際は、都市部にも郊外にも、食べてはいけない毒草は結構あるものだ。

夾竹桃、福寿草、スイートピー、彼岸花、スズラン、水仙、ポインセチア、シキミなど、いずれも毒草だが、野原や道路に自生したり、花屋で売っているようなものばかり。

北海道観光と言えばスズランだが、なぜかおひたしなどスズラン料理にはお目にかからない。スズランは花も葉も実も毒であり、花を生けた花瓶の水を飲んでも死ぬそうだから、食材どころではない。

この8月は、東京でも20日近く雨が続き、真夏のヤマセの威力を痛感させられた。この異常気象は世界的であって、イタリアのように異常高温と干ばつとなっている地域に加え、スーパーセルと呼ばれる超巨大積乱雲が世界各地で見られるようになったのが特徴的である。超巨大積乱雲の下では先日の東京のように何千発もの落雷、雹、豪雨、そし暴風。

地球の高温化も一線を越え、今後の主食の穀物が取れない時代は、日本も芋で食いつなぐ時期があるかもしれないが、そういう時期には、毒草を見分ける知識も必要になるだろう。

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