◎3時間睡眠など
出口王仁三郎随筆集月鏡から。
『人間は三時間ねむれば沢山である。それ以上睡れば、寝疲れでかへつて睡眠病を惹起する。今の人間は大抵睡眠病にかかつて居る。食事も二食がよい。
朝六時なれば晩も六時、七時なれば七時といふやうに十二時間おきにとるのがよい、三食になつたのは関ケ原の戦ひ以来の事である。
労働者が三度四度食べるのは労働が喰ふのである。一体人間は睡眠の時間、食事の量等一生涯のものはちやんと定められて居るのである。だから私は年とつてから眠られるやうに、今の中に少くねむつておく。』
人は、食事も睡眠も一生の上限を決めて生まれてきている。そういう視点からしても食事も睡眠もむさぼってはならない。
インドでよくいうところの熟睡中の夢も見ない状態とは睡眠時間には含まれないだろう。出口王仁三郎のような古神道による覚醒者にして、3時間睡眠でOK。
ヨーガでは人間が克服すべき欲望として、食欲、性欲、睡眠欲などを挙げる。だからこの夜更かしなライフ・スタイルの時代には、誰でも3時間睡眠で足りるとは、思えない。だが、彼の眼には睡眠病だと見えるとは、傾聴すべき点である。
食事も2食で足りるのであれば、現代人は食べすぎであり、飽食の結果は成人病罹患率の高さに跳ね返る。
食べすぎは、消化器系を痛め、余剰の食物からのエネルギーは精神エネルギーのバランスをも狂わせる。肉食やホルモンや添加物だけが問題ではなくて、食べる量が過剰であることの問題も本筋の論点なのだろう。
ファースト・フードはカロリー過多になりがちなことは、アメリカでは、ファースト・フード利用の多い低所得層に肥満が多いことにも関係している。
食事と睡眠も重要なライフ・スタイルの柱。冥想と合わせて考慮すべき部分である。
出口王仁三郎随筆集月鏡から。
『人間は三時間ねむれば沢山である。それ以上睡れば、寝疲れでかへつて睡眠病を惹起する。今の人間は大抵睡眠病にかかつて居る。食事も二食がよい。
朝六時なれば晩も六時、七時なれば七時といふやうに十二時間おきにとるのがよい、三食になつたのは関ケ原の戦ひ以来の事である。
労働者が三度四度食べるのは労働が喰ふのである。一体人間は睡眠の時間、食事の量等一生涯のものはちやんと定められて居るのである。だから私は年とつてから眠られるやうに、今の中に少くねむつておく。』
人は、食事も睡眠も一生の上限を決めて生まれてきている。そういう視点からしても食事も睡眠もむさぼってはならない。
インドでよくいうところの熟睡中の夢も見ない状態とは睡眠時間には含まれないだろう。出口王仁三郎のような古神道による覚醒者にして、3時間睡眠でOK。
ヨーガでは人間が克服すべき欲望として、食欲、性欲、睡眠欲などを挙げる。だからこの夜更かしなライフ・スタイルの時代には、誰でも3時間睡眠で足りるとは、思えない。だが、彼の眼には睡眠病だと見えるとは、傾聴すべき点である。
食事も2食で足りるのであれば、現代人は食べすぎであり、飽食の結果は成人病罹患率の高さに跳ね返る。
食べすぎは、消化器系を痛め、余剰の食物からのエネルギーは精神エネルギーのバランスをも狂わせる。肉食やホルモンや添加物だけが問題ではなくて、食べる量が過剰であることの問題も本筋の論点なのだろう。
ファースト・フードはカロリー過多になりがちなことは、アメリカでは、ファースト・フード利用の多い低所得層に肥満が多いことにも関係している。
食事と睡眠も重要なライフ・スタイルの柱。冥想と合わせて考慮すべき部分である。