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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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ダライ・ラマのマンツーマン輪廻否定

◎一つの輪廻から十の輪廻 「ダライ・ラマ「死の謎」を説く」から。 『一つの輪廻から十の輪廻を実現する形態がある 飛び抜けて深く、強い精神的な経験、実践を重ねて来た魂、そのような存在にとっては、一つの生命がついえたからといって、また新たな一つの肉体が必要というわけではない。むしろ、そんなものは不必要である。...

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五木寛之の寺社巡り番組

◎日本の万教同根 五木寛之の寺社巡り番組を見ることがある。 日本の寺社は、蘇我氏物部氏の争いの結果、仏教が入ってきて、仏教優勢のまま推移したことで神仏習合が起こる。 平安時代から鎌倉時代にかけて、空海、最澄、法然、親鸞、一休、宗峰、道元、日蓮など主要仏教各派が出そろう。 応仁の乱から織豊時代を経て、仏教の国家管理の時代が来て、ここで仏教は幕府と一体化してしまう。...

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絶望からの信仰は正しい態度ではない

◎生活上の不安の少ない人たち イエスも釈迦も在世中の教団は貧しくて、貧乏人、窮迫者にも説教していたので、しばしば生活困窮者のための心理的自己満足のあり方が宗教だ、信心だなどと誤解されやすい。...

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ダンテス・ダイジ没後三十年

◎魂の正統的な発達プロセス 毎年12月、関東では初雪が短い時間に舞うことがある。 ダンテス・ダイジは亡くなる直前に、自分が死ぬ時は、華が降ると予告しており、ある冬の日にその純白の無数の華が地上を覆ったのを見て、弟子はその死を確信したという。 20世紀の覚者たちといえば、出口王仁三郎、クリシュナムルティ、OSHOバグワン、そしてダンテス・ダイジ。そしてスワミ・ラーマもそうだし、その師ババジも入る。...

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2017年の終わり

◎神殿に神は在さねど人々の斎むたびに天降りますかも この一年間のご来訪ありがとうございました。 今年は、まず夏場の台風の連発、10月の異常な長雨、12月の厳寒の連続、そして北朝鮮をめぐる軍事情勢の緊迫が印象に残りました。そしてハタ・ヨーガと冥想に関心を寄せる人が増えてきたこと。さらにスマホ・ケータイのゲーム・SNS中毒は、どんどん深みにはまっていること。...

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仕事をしながら正しく生きる

◎冥想的ライフ・スタイルと二極化 ジョギングしたり、スクワットや腕立て伏せをしても、しっくりこないところがあるので、スワミ・ラーマの指導を参考に、ハタ・ヨーガと呼吸法を今年は毎日のルーティーンにさらに追加しようと思った。 専業主婦の方も含めて働いている人は、どうしても冥想や柔軟体操やハタ・ヨーガや呼吸法に充てる時間は少ない。...

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ピカトリクス

◎熟睡中の夢も見ない状態 ピカトリクスは、ルネッサンスの神秘家は、まず読んでいただろうという中東伝来の魔術書。1256年にカスティーリャ王アルフォンソ10世の命によりアラビア語からスペイン語に翻訳されたということで、この方面に未開であった欧州に、魔術なるクンダリーニ・ヨーガの知識が入ってきた黒船。...

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スワミ・ラーマの「何でも欲しいものを上げよう」

◎神はさりげなく、前からそこにいたように 『ヒマラヤ聖者 最後の教え(上・下)/パンディット・ラジマニ・ティグナイト/ヒカルランド』は非常に示唆に富む本だった。 メジャー覚者の侍者が書いた本は、時にはずれなことがあるのだが、この本の著者は、スワミ・ラーマの侍者であり、相当にわかっている人間であるせいか、大変ためになる本であった。 印象に残った部分がある。...

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睡眠と食事

◎3時間睡眠など 出口王仁三郎随筆集月鏡から。 『人間は三時間ねむれば沢山である。それ以上睡れば、寝疲れでかへつて睡眠病を惹起する。今の人間は大抵睡眠病にかかつて居る。食事も二食がよい。 朝六時なれば晩も六時、七時なれば七時といふやうに十二時間おきにとるのがよい、三食になつたのは関ケ原の戦ひ以来の事である。...

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ろうそくの光を消す

◎漆黒の闇と光 『蝋燭を持って歩きながら、私はある子供に、 「この光は、何処から来たか?」と訊ねた。 その子は、即座に蝋燭を吹き消した。 「僕に光が何処ヘ行ってしまったか教えよ。 そうしたら、それが何処から来たかあなたに教えてあげるよ」。 (バスラのハサン)』 (スーフィー 西欧と極東にかくされたイスラームの神秘 イドリース・シャー/著 国書刊行会P289から引用)...

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まだ頑張っている大物覚者

◎ローマ教皇とダライ・ラマ 1990年代前半までには世界の大物覚者が、揃っていなくなった。 まだ頑張っている大物覚者は、ローマ教皇とダライ・ラマ。しかしそのどちらも自分で最後であると自称したり、アンカーである預言があったりする。 ローマ教皇についてのマラキ予言では、 110番目は、前の教皇でヨハネ・パウロ2世(在位1978-2005)で「太陽の骨折り仕事」。東西冷戦終結時の混乱を乗り切った。...

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ムハンマドの夜の旅

◎倒した水差しの水は流れ続けていた 預言者ムハンマドはある日、自宅から天に昇り、神に出会い、帰還した。 一日、大天使ガブリエルがムハンマドの前に現れ、ムハンマドは翼のある天馬に乗って、エルサレムの神殿に着いた。そこで7層の天界を上昇し、以下のようにイエスやモーゼに会い、神アッラーから世界のすべてを見せられ、歴代預言者と一緒に礼拝した。 7層の天界: 館・・・神...

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北インド彷徨

◎平和な時代に遊行 スワミ・ラーマは、1925年生まれ、例の本物のババジの下で、ヒマラヤ南麓で幼年期から青年期まで過ごした。 その中で、ヘラカンやガンゴトリなどガンジス川源流の地域に主としていたようだが、カイラス山やその近くのマナサロワル湖や、カシミールなどのパキスタン国境に近いところや、ネパール、ブータン、アッサムまで足を伸ばしていたことが記されている。...

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ゴールデングローブ賞、エマ・ワトソンら300人が黒いドレス

◎#Me too 2018年1月7日、アメリカ映画界の一大イベント、ゴールデングローブ賞の発表・授与式が行われたが、女性へのセクハラに抗議して、あでやかとは言えない黒のドレスの競演となった。...

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聖者の殺生

◎罪穢れを払い清める修祓 ババジは、僧院の庭を7、8人の弟子と共に歩いている時、小道から1.5メートル離れた植木の間を手にした頑丈な杖で何度も打ち、毒トカゲを殺した。(ババジ伝P223) しかし、他方で、小部屋に一人の高弟といる時に、猛毒コブラと一緒に数時間瞑想して過ごしたという殺生に関係ない事績もある。...

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愛の生ける炎-3

◎愛する者への熱と光 『第三の歌 おお 火の灯(ともしび) その輝きの中で、 感覚の深い洞窟は 暗くて何も見えなかったのに、 ふしぎな美しさ(完全さ)に輝いて 愛する者に熱と光を同時にもたらす』 (愛の生ける炎/十字架の聖ヨハネ/ドン・ボスコ社P101から引用)...

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民衆の宗教を見る目

◎インド人と日本人 ババジとスワミ・ラーマという二人の聖者の周辺には現世利益・おかげをいただこうと無邪気なインドの民衆が集まってくる。聖者は、さながら奇跡と徳を持つ有名アイドルであって、べたべた触られたり、じろじろ見られたり、プレゼントをもらったりしまくる。...

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ベルトロの錬金術研究

◎薬物と脳と大悟 一八八八年と一八九三年にフランス人化学者、M・P・E・ベルトロが、膨大な錬金術の資料を調査した。 その結果、彼は、入手できる最も古いものは、二千年以上も昔のものであることを突き止めた。さらに彼は、金属を細工しメッキする冶金学の技術書類を発見したのだが、それは、職人の手引書で、その記述は、霊的な内容のものと綯(な)い交ぜになっていた。...

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師に出会えないように見える

◎金でも儀式でも教学でもない 現代人は、少々の金を出せば師に出会って教えを受けられるものだと思いがちである。 世の中のもめ事の9割は金で方がつくので、どうしてもそういう発想になりがちである。法治国家というものはそういうものである。 また少額の金で正師に出会えないなら、多額の金を積めば出会えるだろうと考える人の多いのは、世に高額セミナーや段階的に金を積ませる伝授システムがはやる原因である。...

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『ヒマラヤ聖者とともに』読後

◎現世的な欲望を断ち生死を超える 『ヒマラヤ聖者とともに/スワミ・ラーマ』と『ヒマラヤ聖者 最後の教え (上・下) スワミ・ラーマその生と死』の3冊を読了。 例の本家ババジの手元で幼少から育てられたサラブレッドがスワミ・ラーマ。スワミ・ラーマの自叙伝が、『ヒマラヤ聖者とともに』で、スワミ・ラーマの高弟によるスワミ・ラーマの伝記が『ヒマラヤ聖者 最後の教え』。...

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