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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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仕事をしながら正しく生きる

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◎冥想的ライフ・スタイルと二極化

ジョギングしたり、スクワットや腕立て伏せをしても、しっくりこないところがあるので、スワミ・ラーマの指導を参考に、ハタ・ヨーガと呼吸法を今年は毎日のルーティーンにさらに追加しようと思った。

専業主婦の方も含めて働いている人は、どうしても冥想や柔軟体操やハタ・ヨーガや呼吸法に充てる時間は少ない。

いつできるかといえば、朝と夜しかない。朝も朝で忙しく、夜は夜で忙しい。どこを削るかといえば、結局睡眠時間を削るしかないが、今時の人手不足の時代に眠いままでは仕事の効率が落ちる。

やや眠い状態で忙しい時にふと自分の状態を見ると、いわゆる頭に血が上っている状態であることに気がつく。アメリカのヒーラーのケン・コバヤシ本を2冊くらい読んだが、そんな時に頭を軽く叩くとあったので、試してみると効果はある。しかし、ハタ・ヨーガでそんな粗雑な手番はないので、やはり呼吸法かなと思う。

働きながら冥想では、若い時から、睡魔との闘いだが、いまでもそういう側面はある。今読んでいるスワミ・ラーマは、1960から70年代を中心に活躍したビジネスマンにして宗教家だが、彼の睡眠は2時間と言われている。

24時間から労働と通勤と食事と入浴と家事を差し引くと、残った時間はわずかであり、それを柔軟体操・ハタ・ヨーガ、呼吸法、冥想と睡眠に充てるのだ。このペース配分は、相当に「冥想するんだ」という強い意志がないと続かない。

コンビニのお兄さんお姉さん、オジさん、オバさんが冥想する時代はクリスタル・ピープル=水晶身魂の入り口だが、その時代の到来はライフ・スタイルが「冥想するんだ」にならないといけない。

この知性が発達してメリット・デメリットに敏感な人々。しかし人々は、「スマホ・携帯ゲームをするんだ」という強い意志に支配されている時代。

冥想へのモチベーションは、まずは理屈で納得できないと始まらない。納得できれば早い。

たとえば過去の何千万、何億人の禅の修行者たち。あの木で鼻をくくったような、とりつくしまもない禅問答や応対で、理屈では全く納得できないままにそれを求め続けた。それは偉大ではあった。

覚醒へのモチベーションでは、現世利益のメリットなどない。その理屈でないところを理屈にして見せないと、冥想のライフ・スタイル化、恒久平和、万人が神知る時代はない。

いつまでも、「無用の用が必要である」ことを論証できないと唱えていても何も起こりはしない。

世は二極化とは言うが、それは生活レベルの問題ではなくて、本当に生きることを目指している人とそうでない人の二極化なのだと思う。
今年もさらに二極化が進むのだろうが、まずは自らを深めないと。

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