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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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スーフィとマントラと帰依

◎ファナー マントラを繰り返し繰り返し繰り返し念唱することで、人はマントラ・シッディに至り、そこから神へのコンタクトに進むこともできる。 白いスカートで円運動を踊るスーフィの修行の基本は、「アッラー、アッラー」とか「スッブハーン・アッラー、スッブハーン・アッラー(アッラーの栄光をたたえまつる)」などの短いマントラを繰り返し繰り返し唱えるズィクルと呼ばれるマントラ・ヨーガ。...

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日本人と奇跡への期待感

◎奇跡は突然には起こらない ドストエフスキーの小説カラマーゾフの兄弟で、ギリシア正教会のゾシマ長老が周辺信者などから、死にさいして、死体が腐らないで芳香を発するなどの奇跡を期待されたのだが、予想に反して、ゾシマ長老の死体は腐臭を発し始め、周辺の人々に、奇跡が起こらなかった当惑が広がっていったくだりがある。...

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カトリック宣教師と戦国時代の禅僧

◎永遠不滅の霊魂説 ルイス・フロイスが、彼らの永遠不滅の霊魂説に対して、禅僧の反論を報告している。キリスト教では、人間には永遠不滅の霊魂があるが、動物にはないとする。...

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ババジ予言-1

◎世界を襲う「火」を止められる者はいない 世にネガティブ予言は多いが、その中でも厳しいのは、カタストロフィ経過後の人類の生存率が1割未満の予言である。...

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ババジ予言-2

◎核兵器すらも役に立たない 明治30年頃に出口ナオ、出口王仁三郎が、世界の終わりを白昼に見て、ババジが人類生存率の似通った世界の終末を1970年代末に見るまで約90年。この間、この世界のバランスはそう変わりはしなかったのだろう。...

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寺を持たない枯禅の花亭と夾山和尚

◎身を隠して跡をとどめず、跡のないところに身を隠し 唐代の破仏の時代、花亭和尚は小舟で往来しながら、これぞと思う嗣法の大器を探していた。ある日少々見込みのある夾山(天門)を見かけ、夾山の方から質問が来た。 ※まっすぐな釣針で魚を釣るのは、周の太公望の故事。 『「毎日、まっすぐな釣針で魚をつっていられる、先生のねらいは何なのです」...

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ババジ予言-3

◎偉大な破壊の時代 地球全体の広範囲な文明破壊予言に対しては、人は自分の生活が破壊されるという視点から、その原因と結果、予防策について、あまり冷静に考えないものである。 出口王仁三郎予言もダンテス・ダイジ予言もババジ・予言も、その起こる原因については共通しており、人類があまりにも神から離れてしまったことであるとする。 『これは偉大な破壊の時代であり、どの時代もこれに匹敵することはない。...

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インドの洪水伝説

◎魚は自らマヌの手に飛び込んできた 関東は4年ぶりの大雪。全土が禊をしたように白銀に覆われている。 インドにも洪水伝説がある。 『ある日の朝、人祖マヌが水を使っていると、一匹の魚が彼の手の中に入った。その魚は、洪水が起こって生類を全滅さすであろうと予言し、その時にマヌを助けるから自分を飼ってくれと頼んだ。 マヌは言われた通りにして魚を飼った。その魚は大きくなり、マヌはそれを海に放った。...

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胃と堪えがたい感情を抑えつけること

◎自己実現できないストレスのチャクラ マニピュラ・チャクラは自己を社会で実現するチャクラ。ままならないこの世では、学校などで思い描いた自分の社会における人生航路がすんなり思惑どおりいくことはなく、まま予定外の障害や困難に出会って、怒ったり、貪欲さ凶暴さをあらわにしたり、嫉妬したり、憎んだり、攻撃的になったり、と様々な否定的感情に襲われる。...

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タントリズムの4段階と3つの気づき

◎マーヤから無心へ OSHOバグワンは、タントリズムには、4段階があるとする。 第一の状態 無心:すべてが潜在。ニルヴァーナ。 第二の状態 非発生:何も具現化していないが、具現化する準備はできている。妊娠。 第三の状態 非記憶:2歳から5歳頃までの、子供の状態で、その体験はすべて現実。だがその記憶はない。認識がないから知識も記憶もない。 第四の状態...

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聖者が友人として現れる

◎モラトリアムの終わり 悟っていない者が、聖者に会えば、師匠として崇めこそすれ、気楽な友人として付き合えるはずのものでもない。 ラーマクリシュナが、どんな悪人にも神性のかけらを見たように、聖者の側から見れば、万人は彼の友人である。だが、未悟の者が、聖者をして気を使わなくてもすむ友人の一人だと思っているならば、聖者と自分が対等であるという思い上がりの内にあるというだけ。...

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ヒトラーはわたしたち全員の中にいる

◎『叫び』や『怨み』など 死の探究者エリザベス・キュブラー・ロスがナチス時代の強制収容所跡のひとつであるポーランドのマイダネックを訪問したのは、まだマイダネックに死の異臭がほのかに漂ってくる戦後まもない頃のことだった。 ここでは30万人以上が殺されたのだが、ガス室の扉が閉まる寸前に外に追い出されたせいで、家族は皆殺しとなったが、一人生き残ったゴルダという若い飛び切りの美人に出会った。...

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雪の跡

◎放っておくと危険 雪が降って6日目になるが、毎日の最高気温が上がらないせいか、雪のない道を曲がると突然アイスバーンが広がっているのに出くわし、どの氷のないルートを通ろうかと立ち止まることがある。 関東南部は、冬でも晴天の続く世界でも稀な快適な冬を過ごせる地域。 関ケ原では、冬型の気圧配置が強まると降雪になり、京都神戸は、雪雲が市街を覆うので、東海近畿の晴れ具合は、関東南部ほどではない。...

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現代科学が人を神から遠ざける

◎最後の最深の願望へ 科学は人の夢を育み、生活改善もしてきた。しかし、ここにきて、現代科学こそが、人を神から遠ざけている元凶の一つであると考えざるを得ないところがある。...

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ダライ・ラマの大ストレスと解消

◎覚者にも俗人にもストレスがある ダライ・ラマは、自分自身亡国の流浪の民でありながら、中国に政治・軍事の自主権を奪われた故国チベットで、日夜チベット民族が圧制や拷問に苦しむ様子を自分のストレスとして甘受する。 これに対してダライ・ラマは、この困難な状況は自分の未熟な行いが原因であると見て、楽観的な見方と希望をもって、絶望的な問題を受け入れるならば、ひどいこともいつしか徐々になくなっていく、とする。...

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天の時今や迫りて

◎よしやよし巨万の富を積むとても 出口王仁三郎の歌う富。 『天の時今や迫りて 人人の慾の皮剥ぐ声なやましも 私利私慾のみをはかりて蓄(たくわ)ヘし宝は烟(けむり)となりて消えゆく はらからの悩みをよそにみなしたる悪魔の悩む時とはなりぬ よしやよし巨万の富を積むとてもまこと一つの光にしかず 諺(ことわざ)に金が敵(かたき)の世ぞといふ 金故(かねゆえ)なやむ時は来にけり わが命縮むるものは黄金ぞと...

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聖クリストボロスがイエスを背負う

◎世界を背負ってもこうまで重くはなかっただろう 聖クリストボロスは、聖クリストファーのこと。黄金伝説では、彼は、カナーン出身の身体の大きな人である。 彼が、さる悪魔である騎士と同道した時に、悪魔が十字架をひたすら恐れるので、そのわけを問うと、十字がキリストに由来することを知った。 そこでこの世で最強の主君キリストに出会いたいと思い、ある隠修士に、川で渡し守をすれば、キリストに会えると教えられた。...

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スワミ・ラーマの輪廻論覚醒論

◎自己認識は死後でなく、今生でのみ可能 まずは、スワミ・ラーマのボディ論。 人間には肉体(食物鞘)から5つのボディがある。エーテル体、アストラル体、メンタル体、コーザル体。このほかに一なるものアートマンがある。 彼は、この5つのボディがアートマンを覆っているので、それぞれ鞘と呼ばれるとする。この見方は、個に発して全体に至る見方であり、きちんと意識しないと個から全体への逆転がわかりにくい。...

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オープナー、シークレッター、コスモポリタン、冥想教師

◎すべての人が神仏を知る世界 すべての人が神仏を知る世界とは、観念的なもの言いに聞こえるかもしれない。 だが冥想により、自分のバランスをとり、時代のバランスをとっていくようになれば、常に神仏とともに生きる、常に神仏を念頭に置きながら生きるとは、どういうものかという、出来上がりの姿に興味がわくものだ。 ダンテス・ダイジの冥想道手帳では、その姿を4種類あげている。 1.オープナー...

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食事の写真を撮る

◎食事を粗末にしているのではないか 自宅のダイニングでも「カシャ」、ラーメン屋でも「カシャ」、定食屋でも「カシャ」、レストランでも「カシャ」、駅弁も「カシャ」、コンビニ弁当まで「カシャ」。 Instagramができる前から、何もネタがない時は、ご飯の画像をネットにアップするということは世間で増えている。...

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