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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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神なき技術とヘミシンク

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◎体外離脱からマスコミ統制まで

体外離脱といえば、モンロー研究所のヘミシンク。

ヘミシンクの不思議なことは、神仏などの求道と離れて、体外離脱というテクニックだけが独り歩きしていることである。

「サイキック・スパイ -米軍遠隔透視部隊極秘計画- ジム・シュナーベル/著 扶桑社P355」には、モンロー研究所が米国陸軍との結びつきがあったことが記されている。

モンローというシャーマン体質で体外離脱ができる霊能力者が、たまたま米国陸軍の超能力研究と接点を持ったということなのだろう。

米国陸軍では、敵国や要人の遠隔透視を盛んに研究していた。その結果は十全なものではなかったかもしれないが、インテリジェンスの一手法として遠隔透視が有効であったこともあったのだろう。

オカルトあるいはスピリチュアルの世界では、アストラル・トリップは日常茶飯である。だが、それを中心に据えた組織が、堂々たる研究施設を持ち長年運営していくためには、法的資金的な裏付けがないとできることではない。

古代中国の歴史書や兵法の記述を見ると第一等の敵国の情報収集者は女シャーマンであって、しばしば最前線に立ってもいた。それが、2千年たってアメリカもやっているということは、ようやくアメリカもそこまで追いついたということだろうか。

アメリカのSF系、オカルト系映画を見るとしばしばMKウルトラのことが出てくる。中国やソ連などの洗脳技術に触発されて、アメリカでもMKウルトラでもって人間精神を研究したということである。

神仏を目指さないメンタル・テクニックは、必ず暴走する。

あのOSHOバグワンですら、最初の対外離脱では当惑した。肉体と微細身分離は今や常識だが、それでも日常性、現実感覚が全く変わってしまうことは、看過できないところがある。

思想、情報操作、宣伝は、一国を地上天国にすることもできれば、この世の地獄にすることもできる。薬物も含めて、神なき技術と神を標榜した技術の結果は違いすぎる。その効果の差は大きく、その威力は核兵器にも等しいほどである。

ブログやtwitterで公的ネタのかなりの部分がマスコミに由来する政治ネタ、芸能ネタ、スポーツネタ、事故災害ネタであり、そこではマスコミのはめた枠の中で各人の思考が踊っているだけ。

その辺が、今の時代の人間はマスコミがなければ何もないと言われる所以。

思想の自由・言論の自由・信教の自由はあるが、事実上マスコミの嵌めたたがの中で、一種徹底した思想統制が成功、それも世界的に成功している姿とも言える。だが何のために、誰のために。

神仏を目指さないメンタル・テクニックは、必ず暴走する。


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