◎愚劣な人が富を得ても
功過格に「天の生ずるものを無益に浪費しつくすこと」を戒めている。
自己実現、自分にあった職業、天職を求めようとする思潮の根本に神を求めようという発想がなければ、大方は社会での成功を求めるという名目のもとに、金や地位や名声を求めることになる。
求道のモチベーションなく金や地位や名声を求めるのは修羅の道となる。
そういうことがあらゆる混乱の原因となっている。
『人のいない地域(=荒野)に清冷な水があっても、それを飲まぬならば、涸れて消え失せるように、
愚劣な人が富を得ると、自ら用いることなく、他人にも与えない。
健き人・智慧のある人は、富を得たならば自ら用い、またなすべきことをなす。』
(ブッダ 神々との対話/岩波文庫P197から引用)
功過格に「天の生ずるものを無益に浪費しつくすこと」を戒めている。
自己実現、自分にあった職業、天職を求めようとする思潮の根本に神を求めようという発想がなければ、大方は社会での成功を求めるという名目のもとに、金や地位や名声を求めることになる。
求道のモチベーションなく金や地位や名声を求めるのは修羅の道となる。
そういうことがあらゆる混乱の原因となっている。
『人のいない地域(=荒野)に清冷な水があっても、それを飲まぬならば、涸れて消え失せるように、
愚劣な人が富を得ると、自ら用いることなく、他人にも与えない。
健き人・智慧のある人は、富を得たならば自ら用い、またなすべきことをなす。』
(ブッダ 神々との対話/岩波文庫P197から引用)