◎女丹合編通俗序
先日、久々に神田神保町に行って、新刊の『煉丹術の世界/大修館書店』が平積みされていたのを買った。
その中に女性の悟りについてヒントとなるようなことが書いてあった。
女丹合編通俗序:
『男の命(生命エネルギーの源)は、炁穴(下丹田)の中にあり、女の命は乳房の中にある。・・・男は精を作り、その色は白く、名づけて白虎といい、女は血を作り、その色は赤く、赤龍という。』
(上掲書P238から引用)
【該当部分の原文:男命在炁穴中女命在乳房中、男以腰爲腎女以血爲腎、男爲精其色白名白虎、女爲血其色赤名赤龍。】
下丹田は、スワジスターナ・チャクラ
更に、
『男は先に本源を煉成してその後に形質を煉成するが、女は先に形質を煉成してその後に本源を煉成する。
男の陽気は下へ漏れていき、女の陽気は上へ昇っていく。
男は修練すると精液が漏れないようになり、これを「白虎を降す」という。女は修練すると経血が漏れないようになり、これを「赤龍を斬る」という。
男の精液は逆行して(上に昇ることで)神仙となり、女の経血はまっすぐ上へ昇って心竅(中丹田)に帰っていく。』
(上掲書P239から引用)
【該当部分の原文:
男先煉本元後煉形質、女先煉形質後煉本元、男陽從下洩、女陽從上升、男修成不漏精謂之降白虎、女修成不漏經謂之斬赤龍。
男精逆行而成仙、女血直騰歸心竅。】
以上は、男性はスワジスターナ・チャクラ(下丹田)をスタート地点として、サハスラーラから出神を目指す一方で、女性は、乳房にある気の中心から胸のアナハタ・チャクラを目指すということを述べている。
要するに男性は、体外離脱からの昇仙、つまり天上(中心太陽)に遊び帰って行き、死の世界の至福(坤徳)を味わうことを目標とする。それに対して女性は、ハートの充足、満足が最終的なゴールであるとしている。
求道というのは、おおむね人間からの超出だが、女性の場合は、必ずしもそうではないと言っているわけである。
原文では、これに続いて【男七蓮難放易收、女七蓮易放易收。男修曰太陽煉氣、女修曰太陰煉形、男曰胎女曰息。】とあり、
男の7チャクラは、開くのは難しいが、閉じるのは簡単、女の7チャクラは、開くのは簡単だが閉じるのは難しいということだろう。
これは、女性はスワジスターナ・チャクラがもともと開いている(肝が据わっている、できているということ)が、男性は閉じており開く努力をせねばならないということだろう。
また一般論として、中途半端にチャクラが開くのは百害あって一利なしとされる。
先日、久々に神田神保町に行って、新刊の『煉丹術の世界/大修館書店』が平積みされていたのを買った。
その中に女性の悟りについてヒントとなるようなことが書いてあった。
女丹合編通俗序:
『男の命(生命エネルギーの源)は、炁穴(下丹田)の中にあり、女の命は乳房の中にある。・・・男は精を作り、その色は白く、名づけて白虎といい、女は血を作り、その色は赤く、赤龍という。』
(上掲書P238から引用)
【該当部分の原文:男命在炁穴中女命在乳房中、男以腰爲腎女以血爲腎、男爲精其色白名白虎、女爲血其色赤名赤龍。】
下丹田は、スワジスターナ・チャクラ
更に、
『男は先に本源を煉成してその後に形質を煉成するが、女は先に形質を煉成してその後に本源を煉成する。
男の陽気は下へ漏れていき、女の陽気は上へ昇っていく。
男は修練すると精液が漏れないようになり、これを「白虎を降す」という。女は修練すると経血が漏れないようになり、これを「赤龍を斬る」という。
男の精液は逆行して(上に昇ることで)神仙となり、女の経血はまっすぐ上へ昇って心竅(中丹田)に帰っていく。』
(上掲書P239から引用)
【該当部分の原文:
男先煉本元後煉形質、女先煉形質後煉本元、男陽從下洩、女陽從上升、男修成不漏精謂之降白虎、女修成不漏經謂之斬赤龍。
男精逆行而成仙、女血直騰歸心竅。】
以上は、男性はスワジスターナ・チャクラ(下丹田)をスタート地点として、サハスラーラから出神を目指す一方で、女性は、乳房にある気の中心から胸のアナハタ・チャクラを目指すということを述べている。
要するに男性は、体外離脱からの昇仙、つまり天上(中心太陽)に遊び帰って行き、死の世界の至福(坤徳)を味わうことを目標とする。それに対して女性は、ハートの充足、満足が最終的なゴールであるとしている。
求道というのは、おおむね人間からの超出だが、女性の場合は、必ずしもそうではないと言っているわけである。
原文では、これに続いて【男七蓮難放易收、女七蓮易放易收。男修曰太陽煉氣、女修曰太陰煉形、男曰胎女曰息。】とあり、
男の7チャクラは、開くのは難しいが、閉じるのは簡単、女の7チャクラは、開くのは簡単だが閉じるのは難しいということだろう。
これは、女性はスワジスターナ・チャクラがもともと開いている(肝が据わっている、できているということ)が、男性は閉じており開く努力をせねばならないということだろう。
また一般論として、中途半端にチャクラが開くのは百害あって一利なしとされる。