◎天津日嗣と祭政一致
霊界物語第26巻総説歌から
『総説歌(二)
【か】みが表に現はれて
【み】ろくの神世を開かむと
【か】らの身魂も諸共に
【を】さめて救ふ神の国
【も】も八十国の果までも
【て】らす霊界物語
【に】しや東や北南
【あ】まつ日嗣の御稜威に
【ら】く土と変る四方の国
【は】らし助くる皇神は
【れ】ん華台上に鎮まりて
【て】ん地を清め世を浄め
【せ】かい一度にかむばしく
【む】めの莟(つぼみ)のここかしこ
【と】えうの紋の忽ちに
【あ】らはれ出でて開くなる
【く】に常立の大御神
【と】きは堅磐に五六七(みろく)の世
【を】さめ給ふぞ有難き
【た】か天原に隈もなく
【て】り輝きし御光に
【わ】が身の雲を晴らしつつ
【け】しき卑しき心鏡を
【る】り光如来に研かれて』
天津日嗣とは、天皇陛下のこと。皇道を世界に宣布するには、祭政一致が必要であると出口王仁三郎は唱える。
だがその前段で世界全体の武装解除と天皇による軍備の保有が予想されている。
いずれも世の大峠の後のことであって、人口が激減した後のこと。
世界全体が、日本の天皇を崇拝するような心眼を開くようにならなければ、天皇中心の祭政一致など夢物語である。
世界全体が熱核戦争に巻き込まれて、ほぼ同時期に極ジャンプなどの大変動があって、神の力に対して人の力など及ぶべくもないと反省したからといって、宗教バラバラで無神論も多いこの世界各国が、いきなり天皇中心のみろく神政が実現するとは思えない。
何かが起きないとそうはならないし、何かが起きるのは準備ができていた人だけであると思う。
大本神諭に「神が表に現はれて、神力と学との力競べを致すぞよ、学の世はもう済みたぞよ、神には勝てんぞよ」とある。これは大時代な表現であって、現代科学の最先端と物質を超えた神力とが優劣を競うということ。現代科学の最先端といえば、軍事、バイオ、IT、金などいろいろあるが、その確実性が揺らぎ技術の信頼性そのものが問われるシーンが出てくるのではないかと思う。
現実は、霊界にて先に実現し、のち現象界に移写されて実現するのであって、霊界優位、微細ボディ優位は動かない。だが、広義では、そうした霊界の事象すらも本来善悪のない白地なものであるから、悪として利用可能。そこで、素な神そのものと人間の極大化した欲望の相剋みたいな実もふたもないようなところまでいかなければならないのかも知れない。
霊界物語第26巻総説歌から
『総説歌(二)
【か】みが表に現はれて
【み】ろくの神世を開かむと
【か】らの身魂も諸共に
【を】さめて救ふ神の国
【も】も八十国の果までも
【て】らす霊界物語
【に】しや東や北南
【あ】まつ日嗣の御稜威に
【ら】く土と変る四方の国
【は】らし助くる皇神は
【れ】ん華台上に鎮まりて
【て】ん地を清め世を浄め
【せ】かい一度にかむばしく
【む】めの莟(つぼみ)のここかしこ
【と】えうの紋の忽ちに
【あ】らはれ出でて開くなる
【く】に常立の大御神
【と】きは堅磐に五六七(みろく)の世
【を】さめ給ふぞ有難き
【た】か天原に隈もなく
【て】り輝きし御光に
【わ】が身の雲を晴らしつつ
【け】しき卑しき心鏡を
【る】り光如来に研かれて』
天津日嗣とは、天皇陛下のこと。皇道を世界に宣布するには、祭政一致が必要であると出口王仁三郎は唱える。
だがその前段で世界全体の武装解除と天皇による軍備の保有が予想されている。
いずれも世の大峠の後のことであって、人口が激減した後のこと。
世界全体が、日本の天皇を崇拝するような心眼を開くようにならなければ、天皇中心の祭政一致など夢物語である。
世界全体が熱核戦争に巻き込まれて、ほぼ同時期に極ジャンプなどの大変動があって、神の力に対して人の力など及ぶべくもないと反省したからといって、宗教バラバラで無神論も多いこの世界各国が、いきなり天皇中心のみろく神政が実現するとは思えない。
何かが起きないとそうはならないし、何かが起きるのは準備ができていた人だけであると思う。
大本神諭に「神が表に現はれて、神力と学との力競べを致すぞよ、学の世はもう済みたぞよ、神には勝てんぞよ」とある。これは大時代な表現であって、現代科学の最先端と物質を超えた神力とが優劣を競うということ。現代科学の最先端といえば、軍事、バイオ、IT、金などいろいろあるが、その確実性が揺らぎ技術の信頼性そのものが問われるシーンが出てくるのではないかと思う。
現実は、霊界にて先に実現し、のち現象界に移写されて実現するのであって、霊界優位、微細ボディ優位は動かない。だが、広義では、そうした霊界の事象すらも本来善悪のない白地なものであるから、悪として利用可能。そこで、素な神そのものと人間の極大化した欲望の相剋みたいな実もふたもないようなところまでいかなければならないのかも知れない。