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天皇の世界統一

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◎神示の世界経綸

出口王仁三郎全集第六巻(国会図書館デジタルアーカイブからダウンロードできる)は、入蒙記が含まれているが、この付録として「神示の世界経綸」という文書が含まれている。世界経綸といえば、内政、外交、軍事にわたる政治方針なので、単なる出口王仁三郎の政見の一つであるかのように思われてきたのではないだろうか。

今改めて、「神示の世界経綸」を読んでみると、これは政治面での所信表明などではなく、大峠を経た後の新世界における政治体制の予言書であるとわかる。

「神示の世界経綸」では、いきなり天皇が世界統一して云々ということが書かれてある。ところが、今この天皇は象徴であって政治的実権なく、かつまた国防の実権をアメリカに握られているこの時代に、これは寝言を言っているのかと思わされる部分である。

だが、出口王仁三郎だけは、古事記に天皇による世界統一が記載されているが、昭和初期、戦前の日本でそんなことを主張すると外交方面に問題があるので、詳述しないなどという忖度が書かれている。彼は、世界平和実現後において、天皇による世界統一は既定路線だと予言しているのだ。

象徴天皇から、天皇親政へのターニング・ポイントは、現行の軍事的実権国である、米ロ中が日本を支持することや、就中天皇陛下にヘゲモニーを認めるという大転換がなければ、それは起こらない。この構想は、今現在は全くの夢想にすぎない。

だが、それを暗示する謎もある。東京で仕組を駿河美濃尾張。そして東京での世界を取ろうとする仕組は二度あるというのもある。

よく冥想してみるべきだろう。

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