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Channel: アヴァンギャルド精神世界
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正気で生き続けられるか

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◎冥想への誘い

現代人は、自分が正気だ、正常だと思い込んでいる。
しかし、この混乱した現代に生きる我々にとって、まず最初に取り組むべき課題は、いかに正気でいられるかということである。

毎日ニュースで他人の不幸や災難を見て、大体いつも平気でいることが、まず正気から離れている一つの兆候である。テレビやスマホやネットで他人の不幸や災難を見て、いつも気分が滅入るのであれば、いつかそうしたものを見なくなるのが、人間としては当り前の姿ではないだろうか。

あなたは、リビングに坐って、お茶かビール片手に「今日起きたホットな他人の災難」をくつろいで見ているのではないだろうか。そんなわけで、いつのまにかうつ病の生涯有病率は8人に1人になった。

更にテレビやスマホやネットは思考力を奪い、コマーシャルやモバゲーには欲望の強化刺激を常時与え続け、その結果アンバランスな精神構造になることを要求してくる。つまり自分は正気だと思っているが、他人から見ればちょっと異常な自分が、普通の現代人の姿なのだ。

そのくせ現代人は、フィットネスとか、サプリとか、ダイエットとか肉体の快適さには最優先に努力をするくせに自分が正気になることについては二の次である。

こうした環境により、現代人の大多数が狂っている。だから地球の地軸がずれるなどと笹目秀和道人に見透かされることになる。

テレビ、新聞、インターネット、コマーシャル、それにそういったものに影響を受けた人々のこれらの情報の受け売りたる口コミ、こういった情報に接することそのものが、全体としてメガ洗脳社会そのものではある。しかし、それが今風の社会というものだ。

正気であるということは、自分が自分らしく人間らしく生きる基本である。正気を取り戻す手段はいくつかあるがその一つが冥想、メディテーションである。武道、芸道、仕事道など、ある道に専心努力するのも正気への道だが、その王道は、古来、冥想、メディテーションである。だが、今その道はあまりに廃れてしまった。

【ザ・ジャンプ・アウト 001】






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